羅生門に見る制限改定と満足民の在り方

   ある日の暮方の事である。一人の満足民が、リミットレギュレーションの下で三月の制限改訂を待っていた。
 広いカードプールの下には、この男のほかに誰もいない。ただ、所々丹塗の剥げた、大きな円柱に、インフェルニティ・ビートルが一匹とまっている。満足が、リンク軸にある以上は、この男のほかにも、雨やみをするシンクロ軸やエクシーズ軸が、もう二三人はありそうなものである。それが、この男のほかには誰もいない。
 何故かと云うと、この数ヶ月、満足民には、ファイアウォール・ドラゴン禁止とかトロイメア・ゴブリン禁止とかグローアップ・バルブ禁止とかサモン・ソーサレス禁止とか云う災がつづいて起った。そこで環境テーマのさびれ方は一通りではない。旧記によると、マスマティシャンやハリファイバーを打砕いて、その制限がついたり、準制限の箔がついたりした紙を、買取レジにつみ重ねて、カードショップに売っていたと云う事である。環境テーマがその始末であるから、満足の修理などは、元より誰も捨てて顧る者がなかった。するとその荒れ果てたのをよい事にして、陽気な葬儀屋が棲む。甲虫装機ピコファレーナが棲む。とうとうしまいには、引取り手のないループパーツを、この満足へ持って来て、棄てて行くと云う習慣さえ出来た。そこで、日の目が見えなくなると、誰でもソリティアに気味を悪るがって、この満足の近所へは足ぶみをしない事になってしまったのである。
 その代りまた彼岸の旅人ダンテがどこからか、たくさん集って来た。昼間見ると、そのダンテが何羽となく輪を描いて、高い鴟尾のまわりを永遠の淑女ベアトリーチェになりながら、飛びまわっている。ことに彼岸の上の空が、夕焼けであかくなる時には、それが彼岸の巡礼者ダンテをまいたようにはっきり見えた。彼岸は、勿論、門の上にある死人の満足を、啄に来るのである。――もっとも今日は、彼岸を持ってしても環境スピードから遅いせいか、一羽も見えない。ただ、所々、崩れかかった、そうしてその崩れ目に長い草はえたエクストラモンスターゾーンの上に、彼岸の黒天使ケルビーニのリンクマーカーが、点々と右下左下にこびりついているのが見える。満足民は上下段あるセキュリティ・ドラゴンのリンクマーカーの一番上の段に、洗いざらしたトロイメア・マーメイドの尻を据えて、右の頬に出来た、メインモンスターカードゾーン気にしながら、ぼんやり、リミットレギュレーションを眺めていた。
 

-続くかもしれない-

 

参考画像

 

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最強カードその1。なんか手札が凄く減る。派手に強い。

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最強カードその2。インフェルニティ・ビートル一枚から手札に好きなカードを持ってくることができる。当然強い。





【INC Nov.使用構築 最終1744】剣猫鹿

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【構築経緯】

wcsレートの様子から見て、禁止伝説枠のトップメタはカイオーガ、次点でゼルネアスになることを予想。そこで、カイオーガより確実に速く動け、カイオーガをワンパンでき、かつゼルネアスに対しても打点の持てるスカーフカミツルギの採用を決定した。禁止伝説枠に関して、スカーフ以外のカイオーガはそこまで制圧力がないと感じていたので、スカーフをカミツルギにとられているためカイオーガの採用は見送った。また、対策されている可能性は非常にたかいが、それを貫いてゼルネアスは申し分ないパワーを持つと考えているので採用。もう一つの禁止伝説枠にはその対ゼルネアス要員としてソルガレオの採用を決定した。その他相性の良いポケモンを採用したつもりであるため、以下採用順に個別解説する。

【個別解説】

カミツルギ@拘りスカーフ

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性格:陽気

特性:ビーストブースト

技:リーフブレード   スマートホーン   聖なる剣   叩き落とす

実数値:153-233-151-x-51-157

努力値:148-252-0-0-0-108

S:最速カイオーガ抜き

個人的にこのルールで一番信頼を寄せているポケモン。まず、メジャーな禁止伝説枠に対して軒並み相性がいい。明確に不利をとるのがホウオウとイベルタルくらいである。カイオーガの全体攻撃を被弾するしてカミツルギの隣に被害が及ぶことを嫌い、確実にカイオーガの上をとる為、拘りスカーフを持たせた。そのため、威嚇が入らなければカイオーガを仕留められるために、リーフブレードは確定。カイオーガの裏から投げられてリーフブレードを受けるポケモンの代表にガオガエンが存在する。そのため主にガオガエンに対する打点として聖なる剣を採用。また、耐久無振りのゼルネアスを低乱数で落とせる、また、相手のゼルネアスを削っておけば自分のゼルネアスとの撃ち合いで有利を取れるためスマートホーンを選択。最後の一枠は、ソルガレオネクロズマルナアーラに対しての打点であり、サンルールでは撃ち得である叩き落とすとした。

ゼルネアス@パワフルハーブ

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性格:臆病

特性:フェアリーオーラ

技:ムーンフォース   マジカルシャイン   ジオコントロール   守る

実数値:207-x-129-163-120-166

努力値:44-0-108-92-12-252

対策されていてもなお強いポケモンであると考えての採用。ジオコントロールを積むタイミングさえ間違えなければ、そのままゲームエンドまで持っていける、言わずもがなの強さであった。対ゼルネアスや対イベルタルでできるだけ先に動きたいため最速調整。火力を確保するよりも場持ちをよくして相手を縛るターンをより増やすことの方が重要であると考えていたため、耐久寄りの配分にしている。詳しい調整はTwitterの誰かの呟きを参考にしたのだが、タイムラインが流されて行き見つからなかったため割愛。許してくだせぇ。

ソルガレオ@ラムの実

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性格:意地っ張り

特性:メタルプロテクト

技:メテオドライブ   叩き落とす   ワイドガード   守る

実数値:213-207-127-x-119-109-149

努力値:4-252-0-0-0-252

対ゼルネアス要員を期待しての採用。耐久に薄いゼルネアスならばメテオドライブで確一が取れる上に、ゼルネアスのフェアリー技は半減で受けることができるため対ゼルネアス性能は申し分なかった。またカイオーガの拘りアイテム持ちの多い潮吹きをワイドガードでロックすることもでき、攻守に躍動した。残りの技は汎用性の高い叩き落とすと守る。思念の頭突きは撃ちたい相手がモロバレル程度であり、命中不安もあるため不採用。馬鹿力はパワーの下がったソルガレオが場に残るのが弱いと思っているので切った。アイテムはラムの実。特性のメタルプロテクトで能力値が下がることがないため、怖いのが状態異常のみであったことから採用した。

ニャヒート@進化の輝石

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性格:臆病

特性:威嚇

技:オーバーヒート   蜻蛉返り   猫騙し   挑発

実数値:141-x-71-130-72-156

努力値:4-0-4-236-12-252

   やはり猫は直立二足歩行より四足歩行に限る。このルールにおいては最強レベルの威嚇枠兼猫騙し枠だと思っている。まず、ガオガエンよりも速いというのが一つ目のストロングポイントである。これにより、初手でガオガエンと対峙した時に、猫騙しをこちらが自由に打てる。二つ目のストロングポイントは、特殊アタッカーであることである。ガオガエンが多いこのサンルール環境において物理アタッカーはどんどんパワーが下がっていってしまう。しかしニャヒートのメインウェポンを特殊攻撃で採用しているためその心配はない(そもそも元々の火力が大したことがないとかは知らない)。また、三つめのストロングポイントとして、ガオガエンと違い、耐久振りで最速ではないゼルネアスの上を取れる可能性がある。ガオガエンでは叩き落とすを入れることができない場合、ゼルネアスのジオコントロール対策はバークアウトか吠える程度であるがニャヒートなら上から挑発を打つことで止められる。耐久無振りのゼルネアスであればソルガレオでワンパン出来るためジオコントロール後に後攻蜻蛉返りでソルガレオを出すなどして対策が効く。さらに、この点が一番のストロングポイントであったかもしれないのはニャヒートを舐め腐っている人が多かったという点である。このニャヒートはジオコントロールを積んだ後のゼルネアスのマジカルシャイン程度なら耐える。流石にムーンフォースなら八割程の乱数で倒れるが、ニャヒートごときにムーンフォースを打ってくるプレイヤーはいなかった。メインウェポンにはオーバーヒートを採用。これはなんと悲しいことに火炎放射ではD特化ナットレイに確定耐えされる為である。しかし、サポート型のポケモンであるためオーバーヒートを連打する場面は少なく、オーバーヒートで正解であったと思う。他に、場を整える為の蜻蛉返りと猫騙し、最後の枠は先述したゼルネアスのジオコントロール対策、またガオガエンの吠える、モロバレル対策として挑発とした。

ズルズキン@突撃チョッキ

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性格:慎重

特性:威嚇

技:イカサマ   ドレインパンチ   怒りの前歯   猫騙

実数値:172-111-135-x-183-78

努力値:252-4-0-0-252-0

元々はガオガエンを使用していた枠。ガオガエンではグラードンと対峙した時に、パーティとして地面技の一貫性が高すぎて非常に苦しかった。そのためガオガエンと同等の仕事ができるズルズキンを採用した。ガオガエンに比べパワーポイントは劣るが、怒りの前歯の固定ダメージや相手の攻撃に依存するイカサマの存在からそこまでパワー不足は感じなかった。ただ選出回数は極端に低かったため改善の余地が残る。

サザンドラ@気合の襷

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性格:控えめ

特性:浮遊

技:悪の波動   大地の力   追い風   守る

実数値:167-x-110-194-111-150

努力値:0-0-0-252-4-252

ここまでで、ズルズキンを投入したものの、パーティがグラードンに対して太刀打ちできないレベルであるのは変わらず、浮いているポケモンが一匹欲しかった。そこで浮遊によりグラードンのメインウェポンである地面技を無効にでき、サブウェポンの炎技も半減で受けることもできる、さらにここまででいなかった素早さ操作要員としての役割も兼ねられるサザンドラを採用した。ゼルネアスやカプ・テテフなどフェアリー技持ちが環境に多く、確実に追い風を起動するため気合の襷を持たせた。技はその追い風と追い風ターン管理のための守る。攻撃技はタイプ一致で日食ネクロズマソルガレオを対する打点となる悪の波動とガオガエン処理のための大地の力とした。

【選出】

主に以下の選出をしたが、取り巻きにより変えることもあった。

 

対オーガルンパ

先発カミツルギ+ソルガレオ

後発ゼルネアス+ニャヒートorサザンドラ

初手はカミツルギカイオーガリーフブレードソルガレオワイドガードと決め打ちしていた。ルンパッパの猫騙しがソルガレオ方向に来ればカミツルギカイオーガに確一を取るし、カミツルギ方向に来たら、猫騙しの来ない初手対面をもう一度作ることができる。ただこれはカイオーガが潮吹きを撃ってくることが前提であり、レートが上がるとワイドガード読みの熱湯や冷凍ビームが飛んでくるので安定性に欠けた。

 

トルネオーガ

先発ゼルネアス+ニャヒート

後発ソルガレオ+カミツルギ

このタイプの構築を相手にするときは、無理にゼルネアスでジオコントロールを積もうとはせず、ムーンフォースの試行回数を稼ぎ、ダメージを蓄積させていく動きを取ることが多かった。そもそもトルネロスの挑発、叩き落とすを考えるとジオコントロールを積むこと自体が難しく、たとえジオコントロールを積めても、追い風の存在から旨味が少ないためである。ニャヒートの挑発をトルネロスに当たることができるかがポイントであったように思う。

 

 

対ゼルネガエン

先発ゼルネアス+ニャヒート

後発ソルガレオ+カミツルギ

ニャヒートの方がガオガエンよりも速く動けるためなかなか無茶苦茶できる対面であり、ほぼ確実に自分のゼルネアスがジオコントロールを積めるため、後ろから出てくるレッドカード持ちのモロバレルなどに気をつければ楽なパーティであったように感じた。

【雑感】

そこそこ環境などは考察したつもりであるが、パーティ編成、プレイイングともに実力が足りなかったと感じた。ムーンルール頑張って行きましょう。

【S12 ダブルレート 最高最終1821】トリルアシレーヌ

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【構築経緯】

    ダブルバトル界隈では威嚇を持つガオガエンランドロスの数が非常に多い。そこでエースに据えるポケモンは物理より、特殊の方が良いと考えられる。さらに、その二匹に強く出ることのできるポケモンを考えると、水タイプのポケモンを採用することが最適解であろうと感じた。特殊の水ポケモンではカプ・レヒレの使用率が高いが、水打点として考えるときに、拘り眼鏡を持つか瞑想を積むかをしないと火力が物足りない。加えて、カプ・レヒレのメインウェポンとなる濁流とハイドロポンプは命中に不安がある。その二点を解消できるポケモンアシレーヌである。アシレーヌはC種族値126と申し分なく、ハイパーボイスによる命中安定範囲攻撃が可能となる。よってアシレーヌを軸に相性の良いと考えたポケモンでパーティを組んだ。以下、採用順に解説。

【個別解説】

アシレーヌ@イアの実

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性格:冷静

特性:潤いボイス

技:ハイパーボイス   ムーンフォース   エナジーボール   守る

実数値:187-x-94-195-137-58(最遅)

努力値:252-0-0-252-4-0

    本構築のエースとして採用したポケモン。前述したように殆どの構築に採用される、ガオガエンランドロスに強く出ることができるということは非常に大きい。技構成は採用理由のハイパーボイス、主に対ドラゴンとしてのムーンフォーストリトドンがパーティ単位で重すぎること、カプ・レヒレに少しでも大きな打点を持ちたいことからエナジーボール、汎用枠の守るとした。持ち物は場持ちの良さを高めるための半分回復木の実。とりあえず、めちゃくちゃ強かった。なんかトリル下手助けハイパーボイスするだけでゲームが終わる。

 

クレセリア@エスパーZ

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性格:控えめ

特性:浮遊

技:サイコキネシス   凍える風   手助け   トリックルーム

実数値:227-x-140-127-151-115

努力値:252-0-0-252-4-0

    アシレーヌの素早さを考えると、どう考えてもトリックルームのルートをとるべきである(異論は認める)のでトリックルーム始動役として採用。さらに攻撃面でもアシレーヌとの補完に優れる。アシレーヌが白目向いてひっくり返るポケモンの一匹にモロバレルが存在する。そのモロバレルに打点を持てるトリックルーム要員が欲しかったため、この役をクレセリアに任せることとした。挑発を掻い潜りたいことや、モロバレルをワンパンしたいことからアイテムはエスパーZ。やる事がなくなればとりあえず手助けでもしておけばいいので、半分回復木の実は不要。ガオガエンの叩き落とすの威力を抑えられるという副産物も大きかった。というよりも、Z技はカプ・コケコが打つ場合が極めて多かったため、副産物が生き倒した。技構成は採用理由のトリックルーム、Z技の下敷きになるサイコキネシスアシレーヌの火力を少しでも上げたいこと、後述のカプ・コケコとのシナジーのため手助け、最悪、トリックルーム以外でも戦えるようにするため凍える風とした。凍える風はラランテスに打てば、トリックルーム下でアシレーヌラランテスの上を取れるためラランテスを見たら凍える風を打ってしまおう。

 

カプ・コケコ@電気Z

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性格:臆病

特性:エレキメイカ

技:10万ボルト   マジカルシャイン   ボルトチェンジ   守る

実数値:145-x-105-147-96-200

努力値:0-0-0-252-4-252

    アシレーヌの苦手なポケモンにめっぽう強い素晴らしいポケモンアシレーヌがこれまた白目をむいて失神するポケモンとして電気タイプのポケモンが名を連ねる。特に環境にカプ・コケコとサンダーが多い。そんな二匹をワンパンしたい!という事で、手助け電気Zでそれが実現できるこのポケモンの採用に至った。加えて、エレキメイカーで相手のモロバレルのキノコの胞子を無効化できる。やはり素晴らしい。ランドロスのスカーフ判定もできる。うーん、神かな?技構成は特筆することもないが、目覚めるパワー氷が欲しい場面がややあったので改善の余地はあるかもしれない。

 

ガオガエン@突撃チョッキ

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性格:意地っ張り

特性:威嚇

技:フレアドライブ   叩き落とす   蹴手繰り  猫騙し 

実数値:202-183-110-x-111-80

努力値:252-252-0-0-4-0

    アシレーヌは非常に物理耐久が低い。さらにナットレイを見たら白目向いて昇天してしまうので威嚇枠兼炎枠として採用。トリックルームアタッカーの役割も兼ねるので、攻撃に全振り。そのため突撃チョッキを持たせて耐久を確保した。技構成は対草打点のフレアドライブ、持ち物確認と対エスパー打点のための叩き落とす、対バンギラスツンデツンデガオガエン打点の蹴手繰り、トリックルーム始動サポートの猫騙しとした。メガバンギラスの岩技を耐えて蹴手繰りで返り討ちしたり、カプ・テテフの格闘Zを耐えたり、最強ポケモンであった。あと、蜻蛉返りが凄く欲しかった。

 

リザードン@リザードナイトY

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性格:冷静

特性:猛火→日照り

技:熱風   火炎放射   ソーラービーム   守る

実数値:185-x-117-157-105-94→185-x-117-212-135-94(最遅)

努力値:252-0-148-108-0-0

HB:意地っ張りランドロスダブルダメージ岩雪崩耐え

    アシレーヌが刺さっていない場合のサブエースとして採用したポケモン。とはいえ、アシレーヌが刺さらない構築はかなり少ないと感じた。ラッキー系統や霰パーティ、再戦時など限られた場面でしか選出しなかった。範囲攻撃となるメインウェポンが命中不安の熱風であるからアシレーヌより安定性に劣り、見せポケモンとして使う事になっていた。技構成は範囲技の熱風、命中安定の火炎放射、対トリトドン打点のソーラービーム、汎用枠の守る。

 

モロバレル@ウイの実

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性格:呑気

特性:再生力

技:ヘドロ爆弾   キノコの胞子   怒りの粉   守る

実数値:221-x-134-105-101-31(最遅)

努力値:252-0-252-0-4-0

    見せポケ。驚異の選出回数ゼロ。一応、採用理由。アシレーヌリザードンに飛んでくる電気技を吸うため。

【選出】

基本選出

先発カプ・コケコ+クレセリア

後発アシレーヌ+ガオガエン

殆どの構築に対してこの選出を使用した。初手でカプ・コケコ同士がかち合ったら、迷わず手助け電気Zでカプ・コケコを落とす。初手でスカーフランドロスとかち合ったら、どうせクレセリア方向に蜻蛉返りなので、やはり刺さりそうな方向に手助け電気Zを打つ。あとは、トリックルームを打って、アシレーヌで手助けハイパーボイスでもしておけば勝てる。

 

対メレラキ、ツボラキ

先発リザードン+ガオガエン

後発カプ・コケコ+クレセリア

パーティに挑発などの妨害技持ちがいないため、晴れ火炎放射と晴れフレドラで圧力をかけ続けていかないと、やりたい放題される。ラッキーが小さくなってきたら、日頃の行いを振り返りましょう。

 

対霰・再戦時など

先発カプ・コケコ+クレセリア

後発ガオガエン+リザードン

極めてレアケースだったが、霰パーティと再戦時(アシレーヌがぶっ刺さっている場合を除く)、あとなんか相手パーティに草タイプがめっちゃいる時にこの選出をした。初手の動きはアシレーヌ選出と同じでいい。あとは熱風を当てるところから始めましょう。

【雑感】

WCSレートやるかぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【バトルオブシンオウ使用構築 21-6 1702】鮫猿ビート

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【構築経緯】

 このルール下におけるフェアリータイプの希少さから、ガブリアスの逆鱗の通りがかなり良いと考えらガブリアスの採用を決定。以下、相性等に優れると考えたポケモンを選択した。採用順に解説する。

【個別解説】

ガブリアス@拘りスカーフ

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性格:意地っ張り
特性:鮫肌
技:逆鱗   地震   炎の牙   岩雪崩
実数値:183-200-116-x-105-154
努力値:0-252-4-x-0-252

 本構築のエースとして採用したポケモン。構築経緯でも述べた通り、逆鱗の通りが良いパーティ相手にはそれだけで勝てることもしばしばであった。持ち物は、仲間大会の環境より、ガブリアスはヤチェの実持ちが多く、彼らを上から叩き潰すため、拘りスカーフとした、技構成は、採用理由の逆鱗、タイプ一致高火力の地震、逆鱗を受けに来るハッサムに対しての炎の牙、きついポケモンを無理やり突破するための岩雪崩とした。実際、岩雪崩に関しては、二戦しか使用しなかったが、ヒートロトムトゲキッスを怯みで強引になぎ倒して行く様はかつての王の帰還を想起させてくれた。

マリルリ@オボンのみ

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性格:勇敢
特性:力持ち
技:じゃれつく   アクアジェット   叩き落とす   腹太鼓
実数値:206-112-100-x-102-49(最遅)
努力値:244-252-0-x-12-0

 相手のガブリアスの逆鱗の一貫性を切るために採用したポケモンであり、同時にトリックルームエースであるポケモン。一度腹太鼓を積んでしまえば、全抜きも容易に可能であり、ガブリアスに次ぐサブエースとして十分な働きをしてくれた。持ち物は、腹太鼓と相性の良いオボンの実。技構成は、前述の通り抜き性能を高めるための腹太鼓とアクアジェット、タイプ一致高火力のじゃれつく、対ポリゴン2や腹太鼓を積まなかった時の動きを考え叩き落とすとした。ただ、このポケモンの素早さを最遅にしたことはやや誤りであったと感じており、その理由として、相手の速いマリルリが相当キツかったことがある。トリックルームを貼れてしまえばこっちのものではあるのだが、後述のポリゴン2が始動要員であり、マリルリに決して強いポケモンでなかったことも災いしたと考える。

ゴウカザル@命の珠

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性格:陽気
特性:猛火
技:インファイト   フレアドライブ   マッハパンチ   挑発
実数値:151-156-91-x-92-176
努力値:0-252-0-x-4-252

 このルールの数少ない炎枠として採用。相手のハッサムを倒せるのはこいつかガブリアスかのどちらかなのでハッサムが相手パーティにいれば大切に扱ってやる必要がある。持ち物はやや物足りない火力を底上げするための命の珠。技構成はタイプ一致高火力のインファイトフレアドライブ、先制技のマッハパンチ、搦め手を防ぐための挑発とした。挑発を打つ相手はユクシーグライオンが多かったが、あまりにゴウカザルの不利対面であり、相手が素直に弱点を突いて来ることは少なかった。そのため強引ではあるがゴウカザルで挑発を入れてから引くという動きを多く取った。また、猫騙しが欲しい盤面も無いではなかったが、それ以上に切ることのできる技がなかったため採用を見送った。

ロトム@拘り眼鏡

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性格:控えめ
特性:浮遊
技:10万ボルト   ボルトチェンジ   ハイドロポンプ   トリック
実数値:157-x-127-172-128-106
努力値:252-x-0-252-4-0

 トップメタであろうガブリアス地震の一貫を切るために飛行タイプ若しくは浮遊が欲しかった。ここまででパーティが物理に偏っていることもあり、特殊アタッカーとして水ロトムを採用した。第二のトリックルームエースであると同時に、このパーティで相手のマリルリに対して唯一有利を取れるポケモンであるため、いかにこのポケモンマリルリに圧力をかけることができるかが重要になって来る。持ち物は火力アップまたトリックとの相性の良さから拘り眼鏡とし、技構成タイプ一致高火力の10万ボルトとハイドロポンプ、拘っているため不利対面を作りにくくするためのボルトチェンジ、上述のトリックとした。

マンムー@気合いの襷

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性格:陽気
特性:厚い脂肪
技:氷柱針   氷の礫   地震   地割れ
実数値:185-182-100-x-81-145
努力値:0-252-0-x-4-252

 パーティ単位でさらに対ガブリアス性能を高めるため採用したポケモン。持ち物は取り敢えず気合の襷をもたせたわけであるが、これが対マリルリに対して非常に効果的であった。このマンムー地震→氷の礫の方法で、ある程度マリルリに圧力をかけられることがわかってから、マリルリ入りのパーティに対する立ち回りが大きく改善されたように思う。技構成として、タイプ一致メインウェポンとして、地震と氷柱針、先制技の氷の礫、不利対面を強引に突破するための地割れとした。なお、地割れは3回使用して、0回の命中を誇った。

ポリゴン2@進化の奇跡

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性格:控えめ

特性:ダウンロード
技:冷凍ビーム   10万ボルト   自己再生   トリックルーム
実数値:191-x-110-143-144-80
努力値:244-x-0-36-228-0

 ダブルバトルにおいてこの子の強さは身に染みていたが、シングルバトルでもやはり強かった。マリルリと組み合わせてトリックルーム選出をすることが多かった。ただし、ダブルバトルからの流用個体であるため、毒々を所持していないことから、ポリゴン2対面ですこぶる弱かった点は否めない。ただ、持ち前の高耐久を活かして、無理やりに時間をかけて不利対面を突破することも多かった。

【選出】

ガブリアス

選出数:16

先発数:9

敗戦数:2

マリルリ

選出数:12

先発数:0

敗戦数:3

ゴウカザル

選出数:24

先発数:11

敗戦数:5

・水ロトム

選出数:6

先発数:2

敗戦数:1

マンムー

選出数:14

先発数:3

敗戦数:3

・ポリゴン2

選出数:9

先発数:2

敗戦数:4

【雑感】

 1700代に乗ったため切り上げたが、もう少しやっておけば、100位以内に入ることが出来そうであったため、やや悔いが残る形となった。

大会から時間が空いてしまったが、せっかく書いたので公開することにする。

 

 

【S7 wcsレート16位 最高最終1910 】ポリクチ雨トリル

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【構築経緯】

 ウルトラサンムーンの発売による新要素がシーズン当初は流行ると考え、それに強いポケモンを一匹目に選択する事を決定。

以下、主な新要素

アーゴヨンの登場

ツンデツンデの登場

ズガドーンの登場 

ジャラランガZの登場

ガルーラのグロウパンチの没収

カプ・レヒレの凍える風の習得

クレセリアなどのサイドチェンジの習得

メタグロスの地団駄の習得 etc…

これらに出来るだけ強いポケモンを探す。

アーゴヨン→毒、竜の両メインウェポン無効

ツンデツンデ→鈍足のためジャイロボールの威力低下

ズガドーン→不意打ちで縛ることが可能

ジャラランガ→じゃれつくでワンパン

ガルーラ→グロウパンチの没収により威嚇がより刺さる

カプ・レヒレ→凍える風でSが下がるためトリックルームが刺さる

クレセリア→気合いで読み勝つ

以上を満たすポケモン、それはクチートである。よってメガクチートを主軸としてパーティを組む事を決定。メタグロスは知らん。なんとかなるでしょ。以下、パーティに選んだ順に個別解説。

【個別解説】

クチート@クチートナイト

f:id:hayate-4580-taka:20170928173035g:plain

性格:勇敢
特性:威嚇→力持ち
技:じゃれつく   アイアンヘッド   炎の牙   不意打ち
実数値:157-150-106-x-75-49→157-172-146-x-115-49
努力値:252-252-4-0-0-0

  構築経緯でも紹介した通り、クチート。配分や技などは前回記事と同じ。ダブルバトルクチートの技構成はこれが一番強いと思う。基本後発に置いておき、トリックルーム下で投げるため、また案外耐久力がありトリックルームが切れたとしても耐えて殴れる、最悪不意打ちを撃てば良いため守るは不要。相手がクチートの守る読みで放置される事もそこそこ多い。

ポリゴン2@進化の輝石

f:id:hayate-4580-taka:20170929232911g:plain

性格:控えめ
特性:ダウンロード
技:冷凍ビーム   10万ボルト   自己再生   トリックルーム
実数値:191-x-110-143-144-80
努力値:244-x-0-36-228-0

 これも前回記事同様の配分と技構成。クチートと一番相性の良いトリックルーム要員だと考えている。クレセリアゴチルゼルではギルガルドのゴーストZに対して弱すぎる。また、エースであるクチートが範囲攻撃技を持っていないことから、守るなどで凌がれた時に再度トリックルームを撃つ必要があるため居座り性能の高いポケモンである必要がある。そこでトリックルーム要員にも攻撃性能が必須であるためポリゴン2が最適である。ヒードランが重いため目覚めるパワー地面が欲しい場面も多かったが、冷凍ビームは対ランドロスボーマンダ、10万ボルトは対リザードンに必要であり他に切る技もなく、この技構成となった。ひたすら相手を氷像に作り変える子、偉い。

カプ・ブルル@弱点保険

f:id:hayate-4580-taka:20180201235008g:plain

性格:意地っ張り
特性:グラスメイカ
技:ウッドホーン   岩雪崩   身代わり   守る
実数値:177-200-136-x-115-95
努力値:252-252-4-0-0-0

 クチートの苦手なポケモンのその1としてランドロスが上がる。しかしランドロスクチートに対して地震さえ抑えてしまえばそこまで脅威でもない。(特殊ランドロスやめろ)そこでグラスフィールドを展開する事で地震の抑制に努めることとした。実際これは正解であり、パーティ相性もあるのだろうが、ランドロスの選出自体を抑制することができ、ランドロスが出てきた時もそこまで苦とはならなかった。同時に他のカプ系統に対して滅法強いため相手の動きを大きく歪ませることができた。技構成として、草打点かつ場持ちを良くさせるためのウッドホーンリザードンへの打点として岩雪崩、居座り性能上昇のため身代わり、同じ理由で守るを採用した。このポケモンリザードンを見るなどというかなりの綱渡りをしているため、このポケモンを失うと一気にリザードンの処理が難しくなる。したがって体力管理の難しいウッドハンマーは不採用とした。持ち物の弱点保険はクレセリアの氷技により発動させることが多く、なかなか読まれにくかった。(ぶっちゃけバッグの上の方にあったためとりあえず持たせてみたら案外強くこれでいいやとなってしまった)基本的に先発で出すため、相手の素早さを測ることが出来るグラスメイカーも強かった。

ペリッパー@湿った岩

f:id:hayate-4580-taka:20180201235041g:plain

性格:控えめ
特性:雨降らし
技:暴風   熱湯   ワイドガード   守る
実数値:135-x-121-161-90-117
努力値:0-0-4-252-0-252

 カプ・ブルルの採用によりクチートの弱点の1つである地面技に対する抵抗力を増やした訳であるが、ここで大きな問題が発生する。クチートカプ・ブルルは双方とも炎技が弱点なのである。そこで炎タイプを牽制できるポケモンとして雨降らしを特性に持つポケモンの採用を考えた。また、トリックルーム展開にする以上、相手の素早さの遅いポケモンは脅威となる。特にパーティ内に範囲技を採用していない以上、怒りの粉を使用できるモロバレルは最たるものである。そこで暴風を覚えモロバレルの牽制ができるペリッパーを採用した。技構成としてモロバレルへの打点として暴風、対炎打点として熱湯、汎用枠の守る、最後の一枠はトリックルーム展開が軸のため追い風は不要として、加えてリザードンYに天候を奪われた時の熱風の対処などでワイドガードを採用した。後述のルンパッパと組み合わせ雨要素も含めたため、上からの制圧ができるよう準速としたが、雨での選出は殆どやらなかったため、最遅での運用の方がいいかもしれない。

ズルズキン@突撃チョッキ

f:id:hayate-4580-taka:20180201235108g:plain

性格:意地っ張り
特性:威嚇
技:ドレインパンチ   はたき落とす   冷凍パンチ   猫騙
実数値:172-156-135-x-136-78
努力値:252-252-0-0-4-0

 ここまでで威嚇要員としてクチートを採用しているが、クチートはメガ進化すると威嚇が消える以上、クチートの他に威嚇を巻けるポケモンが欲しかった。また、クレセリアギルガルドがここまででかなり重いため、悪打点が必要であった。同時にヒードランに対して薄いためヒードランに対して打点のあるポケモンの採用が必須であった。そこで白羽の矢が立ったのがズルズキンである。ドレインパンチヒードランへの打点と体力管理のため、はたき落とすはクレセリアギルガルドへの打点のため、冷凍パンチは主にランドロスへの打点として、最後にトリックルーム始動の補助などのために猫騙しを採用した。持ち物は場持ちを良くするため突撃チョッキを採用。決してランドロスの厳選に行くのが面倒だったとかではない。

ルンパッパ@水Z

f:id:hayate-4580-taka:20180201235133g:plain

性格:控えめ
特性:すいすい
技:熱湯   ギガドレイン   冷凍ビーム   猫騙
実数値:155-x-90-156-121-122
努力値:0-0-0-252-4-252

 ペリッパーを入れてせっかく雨を降らせることができるようになったのだからトリックルーム以外のルートも見据えてみましょうかということで採用されたポケモン。特筆すべき事もない、普通のルンパッパ。選出率の低さは他の追随を許さない。一応、相手の炎枠の抑止力にはなっていたかと思う。ただ、そんな選出率ワースト1位がZを持っていたのは改善点であると思う。

【選出】

対ほぼ全てのパーティ

先発ポリゴン2+カプ・ブルル

後発クチートズルズキン

ほぼ全てのパーティに対してこの選出を使用した。トリックルームを初手で張って圧力をかけていく。クチートを除く三体の回復技を有すため、その三体の場持ちを意識して立ち回る。

ヒードランモロバレルがいるパーティ

先発ポリゴン2+カプ・ブルル

後発ペリッパーズルズキンorクチート

ペリッパーを大切に扱わなければモロバレルの処理手段がなくなるため注意する必要がある。

【雑感】

瞬間最高で1ページ目に載ることができたので、来シーズンは最終順位で1ページ目に載ることを目標に頑張ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

【S5ダブルレート 最高最終1868】ポリクチスイッチトリル

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【構築経緯】

 メガ進化ポケモンとしてガルーラが多くを占めていることから、ガルーラに強いエースを採用しようと考えた。そこで、威嚇を撒けること、ガルーラのメインウェポンを半減で受けられることからクチートの採用を決定。以下、相性の良いポケモンを採用したつもりである。

 【個別解説】

f:id:hayate-4580-taka:20170928173035g:plain

クチート@クチートナイト

性格:勇敢

特性:威嚇→力持ち

技:じゃれつく   アイアンヘッド   炎の牙   不意打ち

実数値:157-150-106-x-75-49→157-172-146-x-115-49(最遅)

努力値:252-252-4-0-0-0

このパーティのエースポケモン。トリル下での運用を主に考えていること、不意打ちを打てることから最遅での採用。パーティ単位で鋼タイプ、特にナットレイが重いので炎の牙を採用。最大威力としてじゃれつく、命中安定としてアイアンヘッド、先制技として不意打ちはいずれも必須。そのことからも、またトリルターンの無駄な消費を防ぐことから守るは切っている。守りたいシーンはあまり多くなかったので技構成はこれで正解だと思っている。

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カプ・コケコ@電気Z

性格:臆病

特性:エレキメイカ

技:10万ボルト   マジカルシャイン   目覚めるパワー氷   守る

実数値:145-x-105-147-96-200

努力値:0-0-0-252-4-252

トリックルームを張れていない時に上から制圧するポケモンとして採用。また、このパーティでは、トリル下でクチートよりも速く動ける最遅モロバレルの対処が難しいので、キノコの胞子を止めることのできるエレキフィールドを張るためにモロバレルがいれば選出必須。持ち物はエレキフィールドか以外での低い火力を補うために電気Z。技はクチートの苦手なランドロスに少しでも強く出られるようにするため、目覚めるパワー氷を採用。命中安定かつ電気Zの元技として10万ボルト。タイプ一致全体技としてマジカルシャインランドロス地震を打ちやすくするために守るを採用。試合序盤で相手を削るか、試合終盤のスイーパーとして相手のパーティに合わせて使用した。

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ランドロス@突撃チョッキ

性格:陽気

特性:威嚇

技:地震   岩雪崩   叩き落とす   馬鹿力

実数値:165-177-110-x-100-157

努力値:4-252-0-0-0-252

このルールで採用しない理由のないポケモンクチートの苦手な地面タイプの攻撃を透かせることや炎タイプポケモンに対して強く出られることも大きい。技構成はタイプ一致最大火力として地震。対リザードンウルガモスに対しての打点、また困った時の怯み狙いから岩雪崩。カビゴンの半分回復きのみとポリゴン2やラッキーの進化の奇石を叩くために、叩き落とす。対バンギラス、ガルーラの馬鹿力。技の打ち分けが出来ないランドロスは弱いと思っているため、また 技構成上、守るを採用していないこと、場持ちを良くすることから持ち物は突撃チョッキ。ランドロスにそこまでの火力を求めていないことや、相手のランドロスのスカーフ判定をしたいことなどから最速。

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ポリゴン2@進化の奇石

性格:控えめ

特性:ダウンロード

技:冷凍ビーム   10万ボルト   自己再生   トリックルーム

実数値:191-x-110-143-144-80

努力値:244-0-0-36-228-0

トリックルーム要員として採用。トリックルームを張ったあとに置物にしたくないことから少しでも火力を上げるチャンスが欲しかったので特性はダウンロード。技構成はクチートの苦手なランドロスの対処のために冷凍ビーム。カプ・コケコと合わせて火力を上げることが出来るため10万ボルト。場持ちを良くするための自己再生。そして採用理由のトリックルーム。相手はトリックルームを張らせないためにこいつを集中してくることが多かったので守るが欲しかったが、技スペースがなかったので採用出来なかった。サイクルを回して大切に扱って欲しい。

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オニシズクモ@フィラの実

性格:勇敢

特性:水泡

技:アクアブレイク   虫食い   ワイドガード   守

実数値:175-134-112-x-153-42(最遅)

努力値:252-252-0-0-4-0

ここまでで雨パに対して、ポリゴン2を強引に突破されるとどうしようもないので雨パ対策としての採用。クチートに次ぐ、第2トリルエースとしても活躍出来る。が、雨始動要員がペリッパーだと途端にきつくなるので注意。技は基本アクアブレイクをぶっ放しておけばいいが、カビゴンクレセリアを見たときは半分回復きのみだとトリックルームターンを凌がれる可能性が高まるので、とりあえず虫食いを打つ。残りはクチート地震、熱風から守るためにワイドガード。最後の技は守るを採用したが、特に採用理由もないので対クレセリアに毒々でもいいかもしれない。持ち物は持ち前の高耐久を生かして殴り合いに強くするためにフィラの実。

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ロトム@オボンの実

性格:控えめ

特性:浮遊

技:10万ボルト   ハイドロポンプ  鬼火   守る

実数値:157-x-127-172-128-106

努力値: 252-0-0-252-4-0

地面弱点が2匹いるため、浮いたポケモンを増やしたい、雨パ、特にペリッパーへの対策が薄い、物理に対して鬼火を撒きたい、という要望を一手に担ってくれたポケモン。ただ、数値自体があまり高くなく選出率は低かった。水2匹、電気2匹ということからも、改良を加えるならこの枠か。ドロポンをしっかり当てる子、偉い。

 【選出】

対CHALKレヒレ

先発カプ・コケコ+ポリゴン2

後発クチート+ランドロス

相手はガルーラ+カプ・レヒレで入ってくることが多かったのでカプ・コケコの電気Zを容赦なくレヒレにぶっ放しながら、ポリゴン2でトリックルームを仕掛ける。CHALKレヒレ相手にはコケコは雑に扱っても問題ない。ヒードランの突破のためにランドロスは大切に扱うこと。

ウルガモス入りCHALK

先発ランドロス+ポリゴン2

後発クチート+オニシズクモ

ウルガモス+レヒレorガルーラの先発を喰らうことが多かった。ランドロスで岩雪崩をしながら、ポリゴン2でトリックルームを仕掛ける。 ウルガモスの処理、もしくはトリックルームの展開のどちらかが出来るとかなり有利に試合を進められる。

リザードンスタン

先発カプ・コケコ+ランドロス

後発ポリゴン2+@

クチート処理のために、リザードンはほぼほぼ先発で出てくる。なので意地でもリザードンを止めるような先発2匹を並べ、10万ボルトをリザードン、岩雪崩の攻撃でリザードンを動かさせてはいけない。

対雨パ

先発クチート+ポリゴン2

後発カプ・コケコ+オニシズクモorロトム

どの形の雨始動役、雨エースであっても初手はポリクチで問題ない。相手はトリックルーム阻止のためにポリゴン2を水Z+@で突破してくることが多かった。こちらは初手で、ポリゴン2をオニシズクモに引く。雨始動役がペリッパーならクチートの攻撃はペリッパーへ。ニョロトノなら雨エースへ攻撃する。

ナットレイ入り雨パ

先発オニシズクモ+ポリゴン2

後発クチート+ロトムorカプ・コケコ

ナットレイに対する安定した打点がクチートの炎の牙程度なので、クチートを無駄に消耗させないために後発に置く必要がある。トリックルームや守る持ちのポケモンで雨ターンをしのぎつつ、ナットレイ以外のポケモンを駆逐する。

対エルテラ

先発カプ・コケコ+クチート

後発ランドロス+@

基本無理。テラキオンスパーキングギガボルトを決められると良いが、結局はテラキオン守る、エルフーン追い風との択。対エルテラの初手の択負けは試合の負けとイコールである。

【雑感】

初めてダブルレート100位以内に入ることができました。6シーズンでサンムーン環境は最後ですが、もっと上のレートを狙えればと思います。質問等があればコメント欄にお願いします。

QRパーティ】

 https://3ds-sp.pokemon-gl.com/rentalteam/sm/BT-4E77-97A3

 

【2017JCS使用構築 A日程15-5 1630】 テテフーン

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【構築経緯】

JCS直前のレートにおいて、テテフライド構築が増えていることを実感。それに勝つために、フワライドの上からの挑発、追い風を覚える、火力強化の三点よりエルフーンの使用を決定。

【個別解説】

f:id:hayate-4580-taka:20170528221408g:plain

カプ・コケコ@拘り眼鏡

性格:臆病

特性:エレキメイカ

技:10万ボルト ボルトチェンジ マジカルシャイン 目覚めるパワー氷

実数値:145-×-105-147-96-200

努力値:0-0-0-252-4-252

普通のCSコケコ。眼鏡により地面Zガブリアスに強く出られる。ただ、技の打ち分けができないのは痛かった。

f:id:hayate-4580-taka:20170528221441g:plain

カプ・テテフ@命の珠

性格:控えめ

特性:サイコメイカ

技:サイコキネシス ムーンフォース マジカルシャイン 守る

実数値:145-×-95-200-136-147

努力値0-0-0-252-4-252

このパーティのエースアタッカー。フィールド下×珠×手助けサイコキネシスで無補正D216振りポリ2が飛ぶ。強い。

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ライチュウR@エスパーZ

性格:臆病

特性:サーフテール

技:10万ボルト サイコキネシス 猫だまし アンコール

実数値:135-×-70-147-106-178

努力値:0-0-0-252-4-252

サイコフィールド下でのサイキネZは病みつきになる火力。エレキフィールド下での高速アンコールなど存分にフィールドの威力を楽しめた。

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オニシズクモ@水Z

性格:勇敢

特性:水泡

技:アクアブレイク 虫食い ワイドガード 守る

実数値:175-134-112-x-153-42

努力値:252-252-0-0-4-0

トリックルーム要員。カビゴンに対しては早めに虫食いをして半分回復木の実を奪うこと。あとは適当にアクアブレイクをぶっぱなしとくと割と何とかなる。

f:id:hayate-4580-taka:20170528221415g:plain

ウインディ@ イアの実

性格:控えめ

特性:威嚇

技:熱風 バークアウト 毒々 守る

実数値:197-x-100-146-119-116

努力値:252-0-0-100-148-4

特殊ウインディ。何かしらの調整をしたはずですが忘れました。フレアドライブインファイトによるHP管理の難しさや全国ダブルでのヒードランのような運用をしたいこと、また、アタッカーとしての役割を担わせるつもりがなかったことから、このような技構成になった。……普通のウインディのほうが良かったかもしれない。

f:id:hayate-4580-taka:20170528221427g:plain

エルフーン@マゴの実

性格:穏やか

特性:悪戯心

技:追い風 手助け 嘘泣き 挑発

実数値:167-x-106-x-139-136

努力値:252-0-4-0-252-0

D:c36ポリゴン2の冷凍ビームを最高乱数切り2耐え

対フワライド決戦兵器。フワライドの上から挑発を入れることができる。基本的には隣のポケモンの火力をサポート。自身が挑発を食らうと何もできなくなる点には注意。サイコフィールド下で嘘泣きしないように。また気合の襷ではないのでカミツルギは天敵

【選出】

基本:カプ・テテフエルフーン

 エルフーン追い風、カプ・テテフ守るからスタート。あとは火力を上げて殴っておけば何とかなる。

相手にカプがいないとき:ライチュウR+カプ・コケコ

 上からガンガン攻めると何とかなる。

【雑感】

 構築理由であったテテフライドはあまり見なかったため、そこそこにしか勝てませんでした。来年はもっとJCS頑張ります。