【Sekappy COLOSSEUMダブル一次予選使用構築 三次予選権利獲得】キラキラ鱒寿司

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【構築経緯】

 Sekappy COLOSSEUMという大型非公式大会に参加した。詳細は以下の主催であるSekappyさんのリンクを参照されたい。

https://sekappy.com/sekacolo/pokesv/single/

 さて、一次予選の突破条件は3勝すること。2敗した時点で脱落である。ただし、期間内であれば複数回挑戦できる。また、期間内に3勝を4度達成すると三次予選の権利を得ることができる。各日程で1敗しかできないため、対応力のある構築を使いたかった。そのため、合体プランと合体しないプランの双方で強い寿司構築を使うこととした。そして、寿司構築を使う以上、ミラー対策をする必要があったため、眠る持ちのヘイラッシャ以外は突破できる毒を撒こうと考えた。そのため、キラフロル寿司とした。加えて、少々構築不利であっても、毒寿司であればTODを狙いやすい点も評価点であった。

 

【個別解説】

ヘイラッシャ@食べ残し

テラスタイプ:ドラゴン

性格:意地っ張り

特性:天然

技:ウェーブタックル 一丁上がり 身代わり 守る

実数値:235-167-135-x-85-78

努力値:76-252-0-0-0-180

S:3段階上昇で最速マスカーニャ抜き

 本ルールの圧倒的Tier1ポケモン。ヘイラッシャの採用にあたり、マスカーニャに不利を取らないことが重要だと考えた。そのため、マスカーニャの上から攻撃できるようにしたかった。したがって、Sラインを、合体して一丁上がり一回でマスカーニャより速くなるように設定した。

 以上より、技構成としては一丁上がりは確定。ウェーブタックルも確定といっていいだろう。食べ残しを持たせて場持ちを良くするため、相性が良い守るも採用。

 ヘイラッシャのテラスタイプについては、草、飛行、鋼、ドラゴンあたりがメジャーかと思うが、今回はドラゴンを選択した。素早さを上げるために一丁上がりを積極的に使用するところ、タイプ一致テラスタルが強いと感じたためである。また、耐性も強く、TODを視野に入れた立ち回りが容易になろう。他方、ドラゴンテラスはモロバレルに対して弱くなるので、身代わりをキノコの胞子とクリアスモッグの対策としている。また、流行していたキョジオーンの塩漬けでは身代わりを突破できない点も優れているといえる。

 

黄シャリタツ@拘りスカーフ

テラスタイプ:水

性格:臆病

特性:司令塔

技:濁流 ハイドロポンプ 流星群 凍える風

実数値:143-x-80-172-116-147

努力値:0-0-0-252-4-252

 ヘイラッシャの一丁上がりでSを上げるために黄色で採用。技構成は瞬間火力の高い流星群とハイドロポンプ、範囲技の濁流、S操作のできる凍える風とした。スカーフシャリタツのよくある構成だが、命中安定技がないため、竜の波動あたりを入れるべきだったかと思う。

 

キラフロル@気合いの襷

テラスタイプ:飛行

性格:臆病

特性:毒化粧

技:パワージェム 大地の力 毒々 ニードルガード

実数値:159-x-110-182-101-151

努力値:4-0-0-252-0-252

 寿司ミラーにおいて、優位を取るため毒を撒けるキラフロルを採用した。また、身代わりヘイラッシャはターンを稼ぐことができるため、相手が寿司でなくとも毒殺して勝つことを念頭に置いた。

 技構成としては、毒菱を撒かずとも毒を入れられるように毒々、毒菱の入らない飛行タイプへの打点としてパワージェム、サーフゴーが重いので大地の力、毒ダメージを稼げるニードルガードとした。ヘドロ爆弾について、あればベターかと思う場面もあったが、なくて困ることもなかった。

 相手のサーフゴーの上を取りたいため最速とし、持ち物は毒化粧チャンスを増やすことのできる気合いの襷とした。

 

マスカーニャ@拘り鉢巻

テラスタイプ:草

性格:陽気

特性:変幻自在

技:トリックフラワー 叩き落とす 戯れつく 蜻蛉返り

実数値:151-162-90-x-91-192

努力値:0-252-0-0-4-252

 残数有利を取ることで、毒タイプを後ろから出すことによる毒菱の解除や毒々ダメージのリセットを回避することができるため、パワーのあるポケモンが欲しかった。そのため、拘り鉢巻で確定急所のトリックフラワーで相手に大ダメージを与えることのできるマスカーニャを採用した。技構成として、トリックフラワーと叩き落とすは外す理由がない、蜻蛉返りは寿司の合体の便宜のために必要、ラスト一枠には戯れつくを入れた。サザンドラヤミカラスなど本来マスカーニャの攻撃が通りづらい相手を一撃で仕留めることができるため、残数有利を容易に取れる点が非常に強かった。

 ただし、相手のマスカーニャとの同速勝負が不毛であったため、スカーフを巻いても良いかもしれない。その場合はシャリタツの持ち物をラムの実等に変える必要があるが。

 

ウルガモス@ゴツゴツメット

テラスタイプ:草

性格:図太い

特性:炎の身体

技:オーバーヒート 虫の抵抗 怒りの粉 守る

実数値:191-x-128-155-127-120

努力値:244-0-252-0-12-0

 寿司が苦手とするイッカネズミやサーフゴー、マスカーニャに見た目強そうなポケモン。一般的な物理受けウルガモスであるが、虫の抵抗は使用感が今ひとつだったので、蝶の舞やギガドレインのほうが良いかもしれない。

 

ドドゲザン@突撃チョッキ

テラスタイプ:悪

性格:意地っ張り

特性:負けん気

技:ドゲザン アイアンヘッド 蹴手繰り 不意打ち

実数値:207-182-140-x-105-92

努力値:252-84-0-0-0-172

S:凍える風1回で準速サーフゴー抜き

 ここまでで、眼鏡サーフゴーがどうしようもないためその対策枠としてチョッキドドゲザンを組み込むこととした。そのため、シャリタツの凍える風一回で準速サーフゴーを抜けるよう調整した。技構成はタイプ一致技のドゲザンとアイアンヘッド、先制技の不意打ち、ドドゲザン対面で優勝な蹴手繰りと特筆すべき点はない。

 

【選出】

・基本選出

先発マスカーニャ+キラフロル

後発ヘイラッシャ+シャリタツ

 マスカーニャで大きく削りつつ、キラフロルで毒菱を撒きたい。安易に寿司を合体させず、毒で削り切れるような場合に合体したい。ヘイラッシャは早めに身代わりを置くのが吉。

 

・対キョジオーン入り

先発マスカーニャ+ヘイラッシャ

後発シャリタツ+@1

 相手の先発のキョジオーンがヘイラッシャに塩漬けを打ってくるので身代わりで躱したい。キョジオーンは身代わりヘイラッシャの突破ができないのでその間に隣のポケモンを倒してしまうのがベストだろう。

 

【雑感】

 パーティ相性等にも恵まれ、3勝×4回という三次予選の権利を獲得できたためよかった。2月からのレギュレーション変更によりもう使用しないと思うので記事として残そうと思う。

 ただ問題がある。三次予選の日には予定が入っていて参加できないことである。