【S7 wcsレート16位 最高最終1910 】ポリクチ雨トリル

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【構築経緯】

 ウルトラサンムーンの発売による新要素がシーズン当初は流行ると考え、それに強いポケモンを一匹目に選択する事を決定。

以下、主な新要素

アーゴヨンの登場

ツンデツンデの登場

ズガドーンの登場 

ジャラランガZの登場

ガルーラのグロウパンチの没収

カプ・レヒレの凍える風の習得

クレセリアなどのサイドチェンジの習得

メタグロスの地団駄の習得 etc…

これらに出来るだけ強いポケモンを探す。

アーゴヨン→毒、竜の両メインウェポン無効

ツンデツンデ→鈍足のためジャイロボールの威力低下

ズガドーン→不意打ちで縛ることが可能

ジャラランガ→じゃれつくでワンパン

ガルーラ→グロウパンチの没収により威嚇がより刺さる

カプ・レヒレ→凍える風でSが下がるためトリックルームが刺さる

クレセリア→気合いで読み勝つ

以上を満たすポケモン、それはクチートである。よってメガクチートを主軸としてパーティを組む事を決定。メタグロスは知らん。なんとかなるでしょ。以下、パーティに選んだ順に個別解説。

【個別解説】

クチート@クチートナイト

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性格:勇敢
特性:威嚇→力持ち
技:じゃれつく   アイアンヘッド   炎の牙   不意打ち
実数値:157-150-106-x-75-49→157-172-146-x-115-49
努力値:252-252-4-0-0-0

  構築経緯でも紹介した通り、クチート。配分や技などは前回記事と同じ。ダブルバトルクチートの技構成はこれが一番強いと思う。基本後発に置いておき、トリックルーム下で投げるため、また案外耐久力がありトリックルームが切れたとしても耐えて殴れる、最悪不意打ちを撃てば良いため守るは不要。相手がクチートの守る読みで放置される事もそこそこ多い。

ポリゴン2@進化の輝石

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性格:控えめ
特性:ダウンロード
技:冷凍ビーム   10万ボルト   自己再生   トリックルーム
実数値:191-x-110-143-144-80
努力値:244-x-0-36-228-0

 これも前回記事同様の配分と技構成。クチートと一番相性の良いトリックルーム要員だと考えている。クレセリアゴチルゼルではギルガルドのゴーストZに対して弱すぎる。また、エースであるクチートが範囲攻撃技を持っていないことから、守るなどで凌がれた時に再度トリックルームを撃つ必要があるため居座り性能の高いポケモンである必要がある。そこでトリックルーム要員にも攻撃性能が必須であるためポリゴン2が最適である。ヒードランが重いため目覚めるパワー地面が欲しい場面も多かったが、冷凍ビームは対ランドロスボーマンダ、10万ボルトは対リザードンに必要であり他に切る技もなく、この技構成となった。ひたすら相手を氷像に作り変える子、偉い。

カプ・ブルル@弱点保険

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性格:意地っ張り
特性:グラスメイカ
技:ウッドホーン   岩雪崩   身代わり   守る
実数値:177-200-136-x-115-95
努力値:252-252-4-0-0-0

 クチートの苦手なポケモンのその1としてランドロスが上がる。しかしランドロスクチートに対して地震さえ抑えてしまえばそこまで脅威でもない。(特殊ランドロスやめろ)そこでグラスフィールドを展開する事で地震の抑制に努めることとした。実際これは正解であり、パーティ相性もあるのだろうが、ランドロスの選出自体を抑制することができ、ランドロスが出てきた時もそこまで苦とはならなかった。同時に他のカプ系統に対して滅法強いため相手の動きを大きく歪ませることができた。技構成として、草打点かつ場持ちを良くさせるためのウッドホーンリザードンへの打点として岩雪崩、居座り性能上昇のため身代わり、同じ理由で守るを採用した。このポケモンリザードンを見るなどというかなりの綱渡りをしているため、このポケモンを失うと一気にリザードンの処理が難しくなる。したがって体力管理の難しいウッドハンマーは不採用とした。持ち物の弱点保険はクレセリアの氷技により発動させることが多く、なかなか読まれにくかった。(ぶっちゃけバッグの上の方にあったためとりあえず持たせてみたら案外強くこれでいいやとなってしまった)基本的に先発で出すため、相手の素早さを測ることが出来るグラスメイカーも強かった。

ペリッパー@湿った岩

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性格:控えめ
特性:雨降らし
技:暴風   熱湯   ワイドガード   守る
実数値:135-x-121-161-90-117
努力値:0-0-4-252-0-252

 カプ・ブルルの採用によりクチートの弱点の1つである地面技に対する抵抗力を増やした訳であるが、ここで大きな問題が発生する。クチートカプ・ブルルは双方とも炎技が弱点なのである。そこで炎タイプを牽制できるポケモンとして雨降らしを特性に持つポケモンの採用を考えた。また、トリックルーム展開にする以上、相手の素早さの遅いポケモンは脅威となる。特にパーティ内に範囲技を採用していない以上、怒りの粉を使用できるモロバレルは最たるものである。そこで暴風を覚えモロバレルの牽制ができるペリッパーを採用した。技構成としてモロバレルへの打点として暴風、対炎打点として熱湯、汎用枠の守る、最後の一枠はトリックルーム展開が軸のため追い風は不要として、加えてリザードンYに天候を奪われた時の熱風の対処などでワイドガードを採用した。後述のルンパッパと組み合わせ雨要素も含めたため、上からの制圧ができるよう準速としたが、雨での選出は殆どやらなかったため、最遅での運用の方がいいかもしれない。

ズルズキン@突撃チョッキ

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性格:意地っ張り
特性:威嚇
技:ドレインパンチ   はたき落とす   冷凍パンチ   猫騙
実数値:172-156-135-x-136-78
努力値:252-252-0-0-4-0

 ここまでで威嚇要員としてクチートを採用しているが、クチートはメガ進化すると威嚇が消える以上、クチートの他に威嚇を巻けるポケモンが欲しかった。また、クレセリアギルガルドがここまででかなり重いため、悪打点が必要であった。同時にヒードランに対して薄いためヒードランに対して打点のあるポケモンの採用が必須であった。そこで白羽の矢が立ったのがズルズキンである。ドレインパンチヒードランへの打点と体力管理のため、はたき落とすはクレセリアギルガルドへの打点のため、冷凍パンチは主にランドロスへの打点として、最後にトリックルーム始動の補助などのために猫騙しを採用した。持ち物は場持ちを良くするため突撃チョッキを採用。決してランドロスの厳選に行くのが面倒だったとかではない。

ルンパッパ@水Z

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性格:控えめ
特性:すいすい
技:熱湯   ギガドレイン   冷凍ビーム   猫騙
実数値:155-x-90-156-121-122
努力値:0-0-0-252-4-252

 ペリッパーを入れてせっかく雨を降らせることができるようになったのだからトリックルーム以外のルートも見据えてみましょうかということで採用されたポケモン。特筆すべき事もない、普通のルンパッパ。選出率の低さは他の追随を許さない。一応、相手の炎枠の抑止力にはなっていたかと思う。ただ、そんな選出率ワースト1位がZを持っていたのは改善点であると思う。

【選出】

対ほぼ全てのパーティ

先発ポリゴン2+カプ・ブルル

後発クチートズルズキン

ほぼ全てのパーティに対してこの選出を使用した。トリックルームを初手で張って圧力をかけていく。クチートを除く三体の回復技を有すため、その三体の場持ちを意識して立ち回る。

ヒードランモロバレルがいるパーティ

先発ポリゴン2+カプ・ブルル

後発ペリッパーズルズキンorクチート

ペリッパーを大切に扱わなければモロバレルの処理手段がなくなるため注意する必要がある。

【雑感】

瞬間最高で1ページ目に載ることができたので、来シーズンは最終順位で1ページ目に載ることを目標に頑張ります。