
【構築経緯】
予選で当たる伝説ポケモンには偏りが生じることがままあることを考えると、メタる構築を使うよりも、やりたいことを押し付ける構築の方が強いだろうと考えた。そのため、テラス択を無視でき、かつ、命中安定全体技をメインに据える拘りメガネテラパゴスを軸とした。
【個別解説】
テラパゴス@拘り眼鏡

テラスタイプ:ステラ
性格:控えめ
特性:テラスシェル→ゼロフォーミング
技:テラクラスター 大地の力 悪の波動 10万ボルト
実数値:171-x-130-172-130-137→236-x-130-200-130-137
努力値:4-0-0-252-0-252
本構築のエースポケモン。基本的にはテラクラスター一本で戦う。その他の技は、ミライドンに刺す大地の力、黒バドレックスに刺す悪の波動、ステラ後に水ウーラオスに刺すための10マンボルトとした。マジカルシャインは火力が低すぎるため不採用。
テラスタル前の方がテラクラスターの威力が出るため、テラスタルを切るタイミングが非常にシビアである。
オーロンゲ@隠密マント

テラスタイプ:毒
性格:陽気
特性:悪戯心
実数値:199-141-99-x-99-107
努力値:228-4-108-0-28-140
S:無補正S4振りゴリランダー抜き
技構成は、テラパゴスを安全に動かすための猫騙しと電磁波。電磁波については、ミライドンや化身ランドロスに弱いため、怖い顔と要検討。なお、トリックルーム下でのモロバレルのキノコの胞子を回避するためにも使ったが、痺れて負けるなどもした。嘘泣きは、やや足りないテラパゴスの火力を補うために必要。最後に、クリアチャーム白バドレックスが重いため、イカサマを採用した。
Sについてはどこまで振るか悩んだが、ゴリランダーが蜻蛉返りで逃げる前にイカサマを入れるチャンスがあったほうが便利だろうということでS4振りゴリランダー抜きまで 振ったが、速いゴリランダーも多かったためこの意味ではあまり効果的ではなかった。しかし、ここまで速くすると、相手の準速白バドレックスや麻痺したコライドンの上からイカサマが通る点が非常に強かった。
持ち物の隠密マントは、2ターン目以降に出てくる相手の猫騙しを躱しつつ、補助技を撒くために必要であった。
テラスタイプはフェアリーを半減でき、かつ、テラパゴスの弱点である格闘に抗うこともできる毒としたが一度も切らなかった。
岩オーガポン@礎の面

テラスタイプ:岩
性格:陽気
特性:頑丈→面影宿し
実数値:155-172-104-x-117-178
努力値:0-252-0-0-4-252
ロンゲパゴスで重めな、ガオガエン、パオジアン、水ウーラオスあたりに抜群を取れるアタッカーとして採用。
ウッドハンマーについて、頑丈とはアンチシナジーではあるが、ウッドホーンでは火力が足りず、また、基本的に裏からスイーパーとして出すため、パワーウィップ外しのほうがリスクが大きいと考えた。なお、黒白両バドレックスの攻撃を頑丈で耐えた後ウッドハンマーで自主退場し、嘶きの餌になるのを回避するなどのシーンもあったため、完全にアンチシナジーというわけでもない。その余は普通のオーガポンである。
水ウーラオス@気合いの襷

テラスタイプ:水
性格:陽気
特性:不可視の拳
実数値:176-182-121-x-89-154
努力値:4-252-4-0-68-180
S:麻痺状態の最速Sブーストハバタクカミ抜き
悪戯心が通らない悪タイプを殴るために採用。流用個体であるがそれなりに気に入っている配分である。岩オーガポンに並ぶスイーパーとして用いたため、持ち物は気合いの襷とした。神秘の雫でないためやや火力不足であるのが否めない。

テラスタイプ:水
性格:呑気
特性:再生力
技:クリアスモッグ キノコの胞子 怒りの粉 守る
実数値:220-x-121-105-114-31
努力値:244-0-156-0-108-0
テラパゴスを格闘技から守るためのポケモンとして採用。技構成は、キノコの胞子、怒りの粉、守るは確定的。攻撃技として、合体寿司がどうにもならないためクリアスモッグを採用した。花粉団子があればテラパゴスの生存確率をさらに上げることができるが、味方に花粉団子を打てる試合は相当に余裕がある試合であることが多く、そのような試合は花粉団子なしでも勝てるため採用しなかった。
持ち物のゴツゴツメットは、相手のウーラオスの襷を削り、テラクラスター圏内に入れることが主目的となる。また、ザマゼンタに対しては貴重なダメージソースとなる。
ハバタクカミ@ブーストエナジー

テラスタイプ:草
性格:臆病
特性:古代活性
技:ムーンフォース 凍える風 電磁波 守る
実数値:141-x-93-159-156-205
努力値:84-0-140-28-4-252
HB:陽気A252振りパオジアンの氷柱落とし確定耐え
ここまででなお、相手の悪ウーラオスやパオジアンが重いため、上から殴り素早さ操作もできるポケモンとして採用。テラパゴスをキャリーするための技構成であるため、ハバタクカミ単体としてあまり機能しなかったのが改善点である。
テラスタイプはミライドンや水ウーラオスの攻撃を半減できる草としたがほとんど切らなかった。
【選出】
・基本選出
先発テラパゴス+オーロンゲ
後発モロバレル+岩オーガポン
オーロンゲで出来るだけテラパゴスの行動回数を稼げるように立ち回る。特に、裏の岩オーガポンで上を取るためにも、電磁波は雑に撒いておきたい。
・対カイオーガ
先発岩オーガポン+モロバレル
後発テラパゴス+@1
カイオーガと追い風要員という初手が多いため、カイオーガにウッドハンマーを撃ちながら、追い風要員にキノコの胞子を撒く。
【雑感】
第二回予選では、上からテラクラスターを撃つことに固執し、また、テツノカイナが重いということで、ハバタクカミを偏重した。しかし、ハバタクカミの耐久が高くないため、サポートできるターンが少なく、ハバタクカミはテツノカイナをワンパンできないが、ワンパンはされるということで有用に扱えなかった。
他方で、第三回予選では、耐久の高いモロバレルの怒りの粉だと複数ターンのテラクラスターのサポートができ、かつ、テツノカイナもゴツゴツメットで削れることに気づき、勝率が格段に上がった。もっと早く気づけという話である。
第三回予選は最高レート1719であった。朝、順位を確認して足りなさそうだったので潜ったが負け、勝ち、負けで時間切れとなった。この辺りに実力不足を痛感する。
第四回予選でも同じ構築を使用したが、こちらは全く勝てなかった。予選直前にランクバトルに潜れず、流行りを理解できていなかったことも大きい。
ランクバトルの最高レートは1848であった。
久しぶりに手に馴染む構築であった。レギュレーションIでは、さらに馴染む構築を作れるようにしたい。


































