【S3ダブル使用構築 最終172位】イエグレ未来寿司

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【構築経緯】

 サザンドラヤミカラス、マスカーニャなどの悪タイプが減ったことでエスパー技の通りが良くなった。そのため、エスパータイプの範囲技であるワイドフォースが使えるイエッサングレンアルマから構築をスタート。

 

【個別解説】

グレンアルマ@弱点保険

テラスタイプ:草

性格:控えめ

特性:貰い火

技:熱風 ワイドフォース エナジーボール 守る

実数値:191-x-120-194-102-95

努力値:244-0-0-252-12-0

 本構築のエースアタッカー。サイコフィールド下でのワイドフォースを複数回撃てれば、それだけで勝ちに大きく近づく程のパワーを持っているポケモン

 技構成として、ワイドフォースは確定。炎技としては、熱風を採用した。イエッサンで攻撃を吸えない相手の全体技に対して、耐久が下がっていると、致命傷になりかねない。また、全体技であるため、この指止まれなどの干渉を受けない。そのため、耐久の下がるアーマーキャノンは不採用とした。ワイドフォースと熱風だとワイドガードを使うポケモン、とりわけキョジオーンに弱い。そのため、キョジオーンへの打点としてエナジーボールを採用した。

 持ち物は、ウインディ等のバークアウトでパワーダウンされることを嫌い弱点保険とした。しかし、テラスタル後のバークアウトには無力であるため、隠密マントでも良いかもしれない

 草テラスはイダイナキバに対するカウンターとして優秀であり、エナジーボールがタイプ一致技となるため、テラスタルを切らないヘイラッシャにも打点を確保できる反面、グレンアルマミラーでは極めて不利になるため一長一短であると思う。

 

イエッサン@サイコシード

テラスタイプ:ノーマル

性格:図太い

特性:サイコメイカ

技:サイコキネシス リフレクター この指止まれ 守る

実数値:177-x-128-115-126-105

努力値:252-0-252-0-4-0

 サイコフィールドを張るために採用。

 技構成として、グレンアルマへの攻撃を吸うためのこの指止まれは確定。守るも生存ターンの管理のためにほしい。攻撃技について、相手のテツノカイナへの打点を確保したいため、マジカルシャインではなくサイコキネシスとした。リフレクターの枠はトリックルームに変えたかったがトリルイエッサンを持っていなかったために諦めた。しかし、リフレクターもカイリューなどに対する立ち回りが楽になるため弱いわけではない。

 

テツノカイナ@突撃チョッキ

テラスタイプ:草

性格:意地っ張り

特性:クォークチャージ

技:ドレインパンチ 雷パンチ ヘビーボンバー 猫騙

実数値:239-211-131-x-108-71

努力値:76-252-20-0-156-4

 ワイドフォースの通らない悪タイプ相手に格闘枠をぶち当てるポケモンとして、また、バンギルガンが重かったために岩雪崩を半減できるポケモンとして採用。

 耐久を落とすと立ち回りが窮屈になるおそれがあるため、インファイトワイルドボルトは採用せずに、ドレインパンチと雷パンチを採用。パーティ全体としてハバタクカミの処理を迅速にしたいためヘビーボンバーを搭載した。また、諸々便利な技として猫騙しも採用した。

 テラスタイプは草であり、モロバレルのキノコの胞子を防いだり、抜群で通る地面技を半減できたりする点で優秀である。

 

テツノツツミ@気合いの襷

テラスタイプ:氷

性格:臆病

特性:クォークチャージ

技:フリーズドライ ハイドロポンプ 凍える風 守る

実数値:131-x-135-176-80-206

努力値:0-0-4-252-0-252

 グレンアルマでは寿司に勝てないため、寿司のメインウェポンであるウェーブタックルを半減でき、かつ、フリーズドライで寿司への打点を確保できるポケモンとして採用した。また、重めなイダイナキバに対しても有利を取ることができる。

 上記より、技構成としてフリーズドライは確定。凍える風は、ブーストエナジー型のテツノツツミに一回入れると素早さ関係が逆転するため必須。守るも必要な場面が多かった。ハイドロポンプについては、微妙に火力が足りないシーンが多く、また、相手のグレンアルマの処理ルートが多い方が良いと感じたため採用した。アンコールは使いたい場面があまりなかった。

 持ち物は、行動回数を確保するための気合いの襷。相手のテツノカイナやコノヨザルの隣を安心して攻撃できる点が強かった。

 

ヘイラッシャ@食べ残し

テラスタイプ:ドラゴン

性格:意地っ張り

特性:天然

技:ウェーブタックル 一丁上がり 身代わり 守る

実数値:235-167-135-x-85-78

努力値:76-252-0-0-0-180

 イエッサングレンアルマの選出が厳しい場合に取れる別プランとして、また、イエッサングレンアルマと同時に選出できるパワーのあるプランとして寿司を採用した。単体でもそこそのパワーがあるため、身代わりをしつつ、ウェーブタックルをするだけでも仕事ができる。

 なお、前回記事からの流用であるため、ドラゴンテラスであるが、おそらくテラスタイプは鋼にした方が強い。ドラゴンテラスでは、フェアリー技やフリーズドライに対して切り返しが効かない。一応、ドラゴンテラスの利点としては、相手のテツノカイナの電気技を半減でき、格闘技で弱点を突かれないという点がある。

 

黄シャリタツ@拘りスカーフ

テラスタイプ:水

性格:臆病

特性:司令塔

技:濁流 ハイドロポンプ 流星群 凍える風

実数値:143-x-80-172-116-147

努力値:0-0-0-252-4-252

 ヘイラッシャと共に前回記事からの流用。本ルールではブーストエナジーで非常に速くなるポケモンが多いため、拘りスカーフがあまり活きなかった。

 

【選出】

・基本選出

先発グレンアルマ+イエッサン

後発テツノカイナ+@1

 

・対バンギルガン

先発テツノカイナ+ヘイラッシャ

後発@2

 

【雑感】

 今更ながらの記事の公開であり、相変わらず最終2桁には届かなかったが、あまり考察等に回す時間がなかったため、妥当な順位だろう。時間を確保するために、誰か特許権の間接侵害について教えてください。

 

【Sekappy COLOSSEUMダブル一次予選使用構築 三次予選権利獲得】キラキラ鱒寿司

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【構築経緯】

 Sekappy COLOSSEUMという大型非公式大会に参加した。詳細は以下の主催であるSekappyさんのリンクを参照されたい。

https://sekappy.com/sekacolo/pokesv/single/

 さて、一次予選の突破条件は3勝すること。2敗した時点で脱落である。ただし、期間内であれば複数回挑戦できる。また、期間内に3勝を4度達成すると三次予選の権利を得ることができる。各日程で1敗しかできないため、対応力のある構築を使いたかった。そのため、合体プランと合体しないプランの双方で強い寿司構築を使うこととした。そして、寿司構築を使う以上、ミラー対策をする必要があったため、眠る持ちのヘイラッシャ以外は突破できる毒を撒こうと考えた。そのため、キラフロル寿司とした。加えて、少々構築不利であっても、毒寿司であればTODを狙いやすい点も評価点であった。

 

【個別解説】

ヘイラッシャ@食べ残し

テラスタイプ:ドラゴン

性格:意地っ張り

特性:天然

技:ウェーブタックル 一丁上がり 身代わり 守る

実数値:235-167-135-x-85-78

努力値:76-252-0-0-0-180

S:3段階上昇で最速マスカーニャ抜き

 本ルールの圧倒的Tier1ポケモン。ヘイラッシャの採用にあたり、マスカーニャに不利を取らないことが重要だと考えた。そのため、マスカーニャの上から攻撃できるようにしたかった。したがって、Sラインを、合体して一丁上がり一回でマスカーニャより速くなるように設定した。

 以上より、技構成としては一丁上がりは確定。ウェーブタックルも確定といっていいだろう。食べ残しを持たせて場持ちを良くするため、相性が良い守るも採用。

 ヘイラッシャのテラスタイプについては、草、飛行、鋼、ドラゴンあたりがメジャーかと思うが、今回はドラゴンを選択した。素早さを上げるために一丁上がりを積極的に使用するところ、タイプ一致テラスタルが強いと感じたためである。また、耐性も強く、TODを視野に入れた立ち回りが容易になろう。他方、ドラゴンテラスはモロバレルに対して弱くなるので、身代わりをキノコの胞子とクリアスモッグの対策としている。また、流行していたキョジオーンの塩漬けでは身代わりを突破できない点も優れているといえる。

 

黄シャリタツ@拘りスカーフ

テラスタイプ:水

性格:臆病

特性:司令塔

技:濁流 ハイドロポンプ 流星群 凍える風

実数値:143-x-80-172-116-147

努力値:0-0-0-252-4-252

 ヘイラッシャの一丁上がりでSを上げるために黄色で採用。技構成は瞬間火力の高い流星群とハイドロポンプ、範囲技の濁流、S操作のできる凍える風とした。スカーフシャリタツのよくある構成だが、命中安定技がないため、竜の波動あたりを入れるべきだったかと思う。

 

キラフロル@気合いの襷

テラスタイプ:飛行

性格:臆病

特性:毒化粧

技:パワージェム 大地の力 毒々 ニードルガード

実数値:159-x-110-182-101-151

努力値:4-0-0-252-0-252

 寿司ミラーにおいて、優位を取るため毒を撒けるキラフロルを採用した。また、身代わりヘイラッシャはターンを稼ぐことができるため、相手が寿司でなくとも毒殺して勝つことを念頭に置いた。

 技構成としては、毒菱を撒かずとも毒を入れられるように毒々、毒菱の入らない飛行タイプへの打点としてパワージェム、サーフゴーが重いので大地の力、毒ダメージを稼げるニードルガードとした。ヘドロ爆弾について、あればベターかと思う場面もあったが、なくて困ることもなかった。

 相手のサーフゴーの上を取りたいため最速とし、持ち物は毒化粧チャンスを増やすことのできる気合いの襷とした。

 

マスカーニャ@拘り鉢巻

テラスタイプ:草

性格:陽気

特性:変幻自在

技:トリックフラワー 叩き落とす 戯れつく 蜻蛉返り

実数値:151-162-90-x-91-192

努力値:0-252-0-0-4-252

 残数有利を取ることで、毒タイプを後ろから出すことによる毒菱の解除や毒々ダメージのリセットを回避することができるため、パワーのあるポケモンが欲しかった。そのため、拘り鉢巻で確定急所のトリックフラワーで相手に大ダメージを与えることのできるマスカーニャを採用した。技構成として、トリックフラワーと叩き落とすは外す理由がない、蜻蛉返りは寿司の合体の便宜のために必要、ラスト一枠には戯れつくを入れた。サザンドラヤミカラスなど本来マスカーニャの攻撃が通りづらい相手を一撃で仕留めることができるため、残数有利を容易に取れる点が非常に強かった。

 ただし、相手のマスカーニャとの同速勝負が不毛であったため、スカーフを巻いても良いかもしれない。その場合はシャリタツの持ち物をラムの実等に変える必要があるが。

 

ウルガモス@ゴツゴツメット

テラスタイプ:草

性格:図太い

特性:炎の身体

技:オーバーヒート 虫の抵抗 怒りの粉 守る

実数値:191-x-128-155-127-120

努力値:244-0-252-0-12-0

 寿司が苦手とするイッカネズミやサーフゴー、マスカーニャに見た目強そうなポケモン。一般的な物理受けウルガモスであるが、虫の抵抗は使用感が今ひとつだったので、蝶の舞やギガドレインのほうが良いかもしれない。

 

ドドゲザン@突撃チョッキ

テラスタイプ:悪

性格:意地っ張り

特性:負けん気

技:ドゲザン アイアンヘッド 蹴手繰り 不意打ち

実数値:207-182-140-x-105-92

努力値:252-84-0-0-0-172

S:凍える風1回で準速サーフゴー抜き

 ここまでで、眼鏡サーフゴーがどうしようもないためその対策枠としてチョッキドドゲザンを組み込むこととした。そのため、シャリタツの凍える風一回で準速サーフゴーを抜けるよう調整した。技構成はタイプ一致技のドゲザンとアイアンヘッド、先制技の不意打ち、ドドゲザン対面で優勝な蹴手繰りと特筆すべき点はない。

 

【選出】

・基本選出

先発マスカーニャ+キラフロル

後発ヘイラッシャ+シャリタツ

 マスカーニャで大きく削りつつ、キラフロルで毒菱を撒きたい。安易に寿司を合体させず、毒で削り切れるような場合に合体したい。ヘイラッシャは早めに身代わりを置くのが吉。

 

・対キョジオーン入り

先発マスカーニャ+ヘイラッシャ

後発シャリタツ+@1

 相手の先発のキョジオーンがヘイラッシャに塩漬けを打ってくるので身代わりで躱したい。キョジオーンは身代わりヘイラッシャの突破ができないのでその間に隣のポケモンを倒してしまうのがベストだろう。

 

【雑感】

 パーティ相性等にも恵まれ、3勝×4回という三次予選の権利を獲得できたためよかった。2月からのレギュレーション変更によりもう使用しないと思うので記事として残そうと思う。

 ただ問題がある。三次予選の日には予定が入っていて参加できないことである。

【S1ダブル使用構築 最終181位】¥JENNEY~銭 イッカ my サーフ~

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【構築経緯】

 サーフゴーで悪巧みを積んでゴールドラッシュを撃ち続けるのがどう考えても強いだろうということから構築を組み始めた。そして、サーフゴーのサポート役には、フレンドガードで、かつ、この指止まれを覚えるイッカネズミが適しているだろうと考えた。

 また、イッカコノヨ構築に勝ちたかったため、そこに勝てるような構築にしたかった。イッカネズミはサーフゴーに飛んでくる憤怒の拳をこの指止まれで吸うことができ、ビルドアップ型の場合はアンコールで縛ることができることから、イッカネズミ+サーフゴーは非常に適していると考えた。

 

【個別解説】

サーフゴー@メタルコート

テラスタイプ:ゴースト

性格:控えめ

特性:黄金の身体

技:シャドーボール ゴールドラッシュ 悪巧み 守る

実数値:191-x-115-172-111-136

努力値:228-0-0-28-0-252

 本構築のエース。また、このルールではそこまで多くない特殊アタッカーであり、本構築でも唯一の特殊アタッカー。技構成はタイプ一致のメインウェポンとしてゴールドラッシュとシャドーボール、火力を底上げするために悪巧み、集中で落とされることを嫌い守るとした。パワージェムがあるとウルガモス等への遂行速度を上げることができるが、切る技もないだろう。

 耐久に数値を割き、かつ、イッカネズミのフレンドガードと組み合わせることで、一撃で倒されづらくなり、悪巧みを悠々と積むことができる。また、悪巧みはできれば2回積みたい。守るなどで凌がれつつゴールドラッシュのデメリットで特攻が下がることで、受けが成立してしまうからである。

 持ち物は特に持たせたいアイテムもなかったためゴールドラッシュの威力が上がるメタルコートとした。

 テラスタイプはゴーストである。相手のガブリアス地震のダメージを軽減し、かつ、タイプ一致テラスタルとしてシャドーボールの火力をあげゴールドラッシュでは打点が足りないウルガモス等に対する圧力をあげることができる(テラスピースが不足しているとかそういう事は言ってはいけない)。

 

イッカネズミ@ゴツゴツメット

テラスタイプ:ノーマル

性格:腕白

特性:フレンドガード

技:フェイント 挑発 アンコール この指止まれ 

実数値:181-95-134-x-96-131

努力値:252-0-252-0-4-0

 サーフゴーを出来るだけ長いターン生存させたいため、耐久に振り切ったイッカネズミを採用した。

 技構成は、サーフゴーへの攻撃および相手のイッカコノヨの袋叩きを吸うためのこの指止まれ、サーフゴーのゴールドラッシュ警戒に対するワイドガード対策としてのフェイント、相手のコノヨザルがビルドアップを積んできた時に刺さるアンコール、パーティとしてトリックルームに弱めなので挑発とした。アンコールが非常に強く、初手の追い風に対して打ったり、オーロンゲの壁に対して打ったりすることで、サーフゴーが悪巧みを安全に積むことができるようになる。

 持ち物として、ゴツゴツメットを持たせた。気合いの襷を削れたり、相手のアタッカー型のイッカネズミが自滅していったりして面白い。

 

ヤミカラス@進化の輝石

テラスタイプ:悪

性格:穏やか

特性:悪戯心

技:イカサマ 挑発 追い風 黒い霧

実数値:162-x-82-x-88-111

努力値:212-0-156-0-140-0

 イッカネズミが倒れたあと追い風をして上から殴ることができれば強いのではないかという考えの下、悪戯心で確実に追い風のできるポケモンとして採用した。気休め程度に寿司構築に牽制もできる。ということで、追い風と黒い霧は確定。残りの2枠にはダメージソースとしてイカサマ、無難に使えそうな挑発を選択した。とはいえ、マスカーニャ、ドドゲザン、サザンドラ、オーロンゲ、はたまたヤミカラスなど悪タイプの多い環境下では挑発も使い勝手があまり良くなかった。そのため、挑発の枠は、凍える風やバークアウト等に変更しても良いかもしれない。

 また、ヤミカラス自体にパワーがないため、置物になることも多い。結局、あまり多くは選出しなかったので、追い風要員ならファイアローあたりを組み込んでも良かったかもしれない。

 なお、努力値配分については、耐久指数が最も高くなる配分を適当に調べてそれに従ったが、その辺については無知であるので正しい配分である自信はない。

 

マリルリ@神秘の雫

テラスタイプ:フェアリー

性格:意地っ張り

特性:力持ち

技:アクアブレイク 戯れつく アクアジェット 守る

実数値:207-112-100-x-100-71

努力値:252-252-0-0-0-4

 サーフゴーを受けるために炎テラスタルしてきた相手を詰めるために採用。

 技構成はタイプ一致技としてのアクアブレイクと戯れつく、先制技としてアクアジェット、そして、守るとした。

 持ち物は、アクアジェットの打点を上げるための神秘の雫。 

 コノヨザルやサザンドラが面白いように炎タイプになるので、刺さることが非常に多かった。

 

マスカーニャ@気合いの襷

テラスタイプ:草

性格:陽気

特性:新緑

技:トリックフラワー 叩き落とす 不意打ち 守る

実数値:151-162-90-x-91-192

努力値:0-252-0-0-4-192

 このポケモンを入れないと寿司構築に圧力をかけられないため採用した。

 簡単に失いたくないポケモンであるため持ち物は気合いの襷とし、また、草タイプを失うとモロバレルウルガモスに攻撃を吸われることで、ヘイラッシャに攻撃を当てる前に処理されてしまう危険性が上がるため変幻自在ではなく新緑で採用している。

 技構成について、トリックフラワーと叩き落とす及び守るは確定として、不意打ちの枠は要検討か。相手のマスカーニャがやや重いため、戯れつくや蜻蛉返りでも良いかもしれない。

 

ドドゲザン@突撃チョッキ

テラスタイプ:悪

性格:意地っ張り

特性:負けん気

技:ドゲザン アイアンヘッド 蹴手繰り 不意打ち

実数値:207-205-141-0-105-0

努力値:252-252-4-0-0-0

 ここまでで、相手のサーフゴーの攻撃をどうやって受けるんだという問題があったため採用した。そのため、出来るだけ相手のサーフゴーからのダメージを抑えたかったので突撃チョッキを持たせた。

 技構成はタイプ一致技としてドゲザンとアイアンヘッド、相手のドドゲザンへの打点としての蹴手繰り、強力な先制技の不意打ち。

 相手のドドゲザンも蹴手繰りを持っていた場合、素早さ関係がモノを言うのでもっと素早さを上げるべきだったと思う。

 なお、ドドゲザンに関しては、不意打ちのリーチが伸ばせるため、テラスタイプ悪が強いと考えている(やっぱり、テラスピースが不足していたんじゃないかとかそういう事は言ってはいけない)。

 

【選出】

・基本選出

先発イッカネズミ+サーフゴー

後発マリルリ+@1

 

【雑感】

 構築経緯通り、イッカコノヨ構築には非常に高い勝率となった。

 最終日は予定があり潜れなかったが、シーズン終盤には体感イッカコノヨが減り、また、増加したカイリューには勝てないため、潜れなくて助かったのかもしれない。それでも、ある程度の順位で終われたことはよかったと思う。

【S35ダブル使用構築 最終97位】蒼海トリルディアオーガ改

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【構築経緯】

 前回記事から感じた問題点を改良した。カイオーガと白バドレックスは前回記事から据置き。その他4体は変更した。本記事では、改良点についてを軽く述べるに留めたいと思う。詳細及び据置点については面倒かと思うが前回記事を参照されたい。

 

【個別解説】

カイオーガ@突撃チョッキ

性格:控えめ

特性:雨降し

技:潮吹き 根源の波動 雷 冷凍ビーム

実数値:207-x-121-211-160-110

努力値:252-0-84-172-0-0

→変更点なし

 

白バドレックス@リリバの実

性格:勇敢

特性:人馬一体

技:ブリザードランス 10万馬力 トリックルーム 守る

実数値:207-238-170-x-151-49

努力値:252-252-0-0-4-0

 S:最遅

→変更点なし

 

ディアルガ@シュカの実

性格:冷静

特性:プレッシャー

技:ラスターカノン 時の咆哮 大地の力 トリックルーム

実数値:207-x-140-207-134-85

努力値:252-0-0-148-108-0

HD:無補正C252振り命の珠イベルタルの悪の波動ベースダイアーク確定耐え

S:最遅

→持ち物をヨプの実からシュカの実へ変更。

 相手のディアルガなどの手助けダイアースが飛んでくる事が増えたため、ヨプの実では安定してトリックルームを張ることが厳しくなった。他方で、トリックルーム下のパワーを確保するため、火力をこれ以上下げる事もしたくなかった。そのため、シュカの実を持たせるに至った。

 

ガオガエン@オボンの実

性格:呑気

特性:威嚇

技:フレアドライブ 地獄突き 猫騙し 捨て台詞

実数値:202-135-147-x-119-58

努力値:252-0-188-0-68-0

HB:A特化ザシアンの+1聖なる剣確定耐え

S:最遅

→持ち物をシュカの実からオボンの実に変更。

→素早さを無振りから最遅に変更。

 ディアルガにシュカの実を回したため、必然的にガオガエンの持ち物を変更する必要があった。当初は光の粉を試したが、オボンの実であれば確定数をずらす事ができた場面が多々あったため、オボンの実を選択した。

 また、こちらの初手のディアルガ+ガオガエンと相手の初手のガオガエンがかち合った時に、こちらのガオガエンが先に捨て台詞で引いたあと、相手のガオガエンがこちらのガオガエン方向に捨て台詞を打つことで、こちらのアタッカーの火力が削がれることを極力避ける必要があった。そのため、相手のガオガエンの下を取れるように最遅に変更した。

 

イベルタル@気合いの襷

性格:臆病

特性:ダークオーラ

技:バークアウト イカサマ 不意打ち 守る

実数値:233-135-115-151-119-166

努力値:252-0-0-0-4-252

→悪の波動・デスウイングを不意打ち・守るに変更

→CS振りからHS振りに変更

 イベルタル方向への集中をされる事が多かったため、守るを入れたかった。また、襷で耐えた後に結局、黒バドレックス等に上を取られて処理される事がきつかった。そのため、不意打ちを採用した。以上の技枠の確保する上で、バークアウトとイカサマは共に使用頻度が高く切る事ができなかった。したがって悪の波動とデスウイングを切った。

 技構成の変更により、ダイマックスをすることがなくなったため、火力を上げる必要がなくなった。よって、CS振りからHS振りにした。

 他方で、エルフーンに対しての打点がないため、一長一短であると感じた。

 

ザシアン@朽ちた剣

性格:意地っ張り

特性:不撓の剣

技:巨獣斬 戯れつく ワイルドボルト 守る

実数値:195-215-135-x-135-199

努力値:220-44-0-0-0-244

→素早さを最速111族抜きから最速128族抜きへ変更

 最速111族抜きではザシアン対面で上を取られることが多かった。加えて、環境に化身ボルトロスが少ないため最速111族抜きという調整が生きることがなかった。他方、相手のザマゼンタがコーチングをするより早く、コーチング先にザシアンで削りを入れたかった。以上より、最速ザマゼンタ抜きまで素早さを伸ばした。また、攻撃に大きく努力値を割いたとしても、ザシアン耐え調整がなされていることも多く、一撃で倒す事は困難であるため、素早さを確保する分の努力値は攻撃を下げることによった。

 

【選出】

〜略〜

 

【雑感】

 相変わらずの遅筆のため、もう数時間後にはパルデア地方に訪れる事ができ、読む必要性も低いだろうが、暇潰しにでもどうぞ。

 剣盾の最後に2期連続最終二桁となれたのは良かった。では、パルデア地方でお会いしましょう!

 

 

 

 

 

【S34ダブル使用構築 最終95位】蒼海トリルディアオーガ

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【構築経緯】

 シリーズ13ルールは禁止伝説ポケモンをパーティに入れ放題というルールであるから、当然に超火力の攻撃が飛び交うことが予想された。そのため、攻撃を喰らう前に相手を倒すか、相手の攻撃を受けきることのできる超耐久を持つ必要がある。そこで、相手の攻撃を余裕を持って耐えることができ、なおかつ相手を一撃で倒すことができる火力を有する突撃チョッキ持ちダイマックスカイオーガをエースに選定した。

 次に、カイオーガの水技が通りづらいドラゴンタイプ・草タイプへの氷打点として白バドレックスを採用。シリーズ12ルールでは、カイオーガと白バドレックスの両採用は多くなかったように思う。その理由の一つとして、白バドレックス以外のトリックルーム役に一般ポケモンを採用せねばならず、耐久に不安があった点が挙げられよう。しかし、本ルールでは禁止伝説枠がまだまだ採用できるためこの点は解決する。そして、トリックルーム役にはディアルガを採用した。ディアルガは、初手ダイマックスの可能性を相手に押し付けることができ、また、パルキアとは異なりカイオーガと攻撃範囲が重ならないためである。

 

【個別解説】

カイオーガ@突撃チョッキ

性格:控えめ

特性:雨降し

技:潮吹き 根源の波動 雷 冷凍ビーム

実数値:207-x-121-211-160-110

努力値:252-0-84-172-0-0

C:雨下ダイストリームでH252振りザシアンを確定一発

 本構築のエース。基本的にはカイオーガダイマックスさせ、ダイストリームを撃つことを目指す。

 技構成は、ダイストリームのベース及び非ダイマックス時の打点として潮吹き、同様に非ダイマックス時の打点として根源の波動、相手のカイオーガへの打点として雷、白バドレックスがいない時にも氷打点を確保するために冷凍ビームとした。

 特に、相手のカイオーガに対して明確に有利を取ることのできるポケモンがいないため、雷は必須だろう(カイオーガに有利なポケモンなんかいるのか?)。

 突撃チョッキを持つことでレジエレキなどと対面しても、強引にダイマックスさせることができる。

 

白バドレックス@リリバの実

性格:勇敢

特性:人馬一体

技:ブリザードランス 10万馬力 トリックルーム 守る

実数値:207-238-170-x-151-49

努力値:252-252-0-0-4-0

 S:最遅

 カイオーガと攻撃の相性が非常に良いポケモン。基本的にはブリザードランスを何回撃てるかがポイントとなる。10万馬力は相手のディアルガの処理のために必要。トリックルーム再展開とターン管理のためにトリックルームと守るも必要だった。

 相手のカイオーガの処理を迅速にするために種爆弾も欲しかったが、相手のカイオーガが非ダイマックス状態であればブリザードランスのゴリ押しが効くので今回は不採用に。

 持ち物は、トリックルームが切れた後に再展開する際に相手のスイーパーのザシアンの巨獣斬を耐えたいためリリバの実とした。重めな相手のディアルガのダイスチルに対しても有用であるため発動機会は多い。

 

ディアルガ@ヨプの実

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性格:冷静

特性:プレッシャー

技:ラスターカノン 時の咆哮 大地の力 トリックルーム

実数値:207-x-140-207-134-85

努力値:252-0-0-148-108-0

HD:無補正C252振り命の珠イベルタルの悪の波動ベースダイアーク確定耐え

S:最遅

 本構築のトリックルーム役。集中攻撃を受けることが多かったので最低限の火力を確保しつつ耐久を上げた。トリックルームは必須として、相手のザシアンに対する打点として大地の力(カイオーガと並べることが多いため炎技の採用は厳しい)、雑に撃てるタイプ一致打点としてのラスターカノンまでは確定だろう。

 基本的にはカイオーガダイマックスするため、ディアルガに積極的にダイマックス権を使うことはなかったため、時の咆哮よりは流星群の方が使い勝手が良いかもしれない。ただし、トリックルームをしたターンに被弾しなければディアルガダイマックスさせて要塞化という選択肢を取ることもある。

 持ち物についてはシュカの実と悩んだが、ガオガエンにシュカの実を回した方が良いだろうと考えて、相手のスイーパー役としてのザシアンに抗えるようにするためにヨプの実とした。

 なお、トリックルーム役をディアルガパルキアで悩んでいたところ、取り敢えず入ったダイマックスアドベンチャーで最遅個体のディアルガを一発ツモしたことが採用理由の一つだったりする。

 

ガオガエン@シュカの実

性格:腕白

特性:威嚇

技:フレアドライブ 地獄突き 猫騙し 捨て台詞

実数値:202-135-147-x-119-80

努力値:252-0-188-0-68-0

HB:A特化ザシアンの+1聖なる剣確定耐え

 本ルールは誰がダイマックスしても不思議ではないため猫騙しが通りづらくまた、カイオーガガオガエンに確一を取ることのできるポケモンを多く採用できるため、ガオガエンの採用率は低くなると思われる。しかし、天候を晴れにでき、ダイアースで特防を上げることのできるグラードンに対する牽制役が必要である。加えて、猫騙しが通りづらくなったとはいえトリックルームサポートとして猫騙しは依然有用であり、捨て台詞等で相手のダイマックスの脅威も削ぐことか可能である。そのため、ガオガエンを採用した。

 技構成として、上述の通りの猫騙しと捨て台詞、タイプ一致打点としてフレアドライブと地獄突きとした。特に、トリックルーム下でダイマックスして、ダイアーク→カイオーガの潮吹きという選択肢も取れるため悪技は必須。

 そして、上述の通りグラードン対策としているため、シュカ実を持たせて安定性を確保した。

 

イベルタル@気合いの襷

f:id:hayate-4580-taka:20221011164335g:image

性格:臆病

特性:ダークオーラ

技:悪の波動 デスウイング バークアウト イカサマ 

実数値:202-135-115-183-118-166

努力値:4-0-0-252-0-252

 トリックルームパーティは上から高火力を押しつけられることに弱い。特に、相手のカイオーガが重い。そのため、相手のカイオーガよりも速く、バークアウトで火力を削ぐことのできるイベルタルを採用した。また、パーティで唯一の浮いているポケモンであるためグラードンに対してもある程度強い。技構成は上述の通りのバークアウトに加え、対ザシアン打点としてのイカサマ、ダイアークおよびダイジェットの媒体として悪の波動とデスウイングとしたが、悪の波動とダイジェットについては要検討であろう。そもそもイベルタルダイマックスする時は苦肉の策であることが多く、この2枠の技は必須とまではいえない。しかし、イベルタルダイマックスを切って打開する選択肢は確保しておきたくこのような技構成となった。

 要検討枠として、不意打ち、追い風および守るがあげられる。不意打ちは気合いの襷と相性が良い。追い風はトリックルーム以外の選択肢を取ることができ、なおかつイベルタルによるダイジェットの必要性がやや下がる。守るは言うに及ばずというところであろうか。

 持ち物は、相手がエルフーン+カイオーガで追い風+潮吹きを狙う先発である等の場合にも確実にバークアウトで仕事をするための気合いの襷。相手のザシアンの前でも戯れつくに怯えなくて良い点も高評価である。

 

ザシアン@朽ちた剣

性格:意地っ張り

特性:不撓の剣

技:巨獣斬 戯れつく ワイルドボルト 守る

実数値:195-236-135-x-135-180

努力値:220-192-0-0-0-92

S:最速111族抜き

 ここまでで速いポケモンが一切いないので、相手にトリックルーム展開がバレやすく、また、相手のカイオーガに対する打点が乏しいため、ザシアンを採用した。

 技構成は、相手のカイオーガに対する打点としてワイルドボルトイベルタルの採用率が高いためそこへの打点として戯れつく、言わずもがなの巨獣斬、ターン管理のための守るとした。

 技構成以外は相変わらずの流用であるためこのような努力値振りとなっているが、もっと素早さに割いた方が良いだろう。

 また、ザマゼンタの使用率が思いの外高かったため、聖なる剣の採用も要検討である。

 

【選出】

基本選出

先発ディアルガ+ガオガエンorイベルタル

後発カイオーガ+白バドレックス

 

【雑感】

 デフレ期でギリギリではあるが、剣盾環境初の最終二桁順位を達成できたので非常に嬉しい。剣盾環境も残りわずかであるが最後まで楽しみたいと思う。

  

【S33ダブル使用構築 最終204位】本日、満開チェリム色

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【構築経緯】

 チェリムを使いたい!ということでグラードンチェリムからパーティ構築をスタート。

 なぜチェリムを使いたかったのかというと、タイトルの構築名を思いついたためである。性能等は二の次であるが多分強いだろう。

 

【個別解説】

チェリム@気合いの襷

f:id:hayate-4580-taka:20220901041916g:image

性格:意地っ張り

特性:フラワーギフト

技:ソーラーブレード 手助け 日本晴れ 守る

実数値:165-121-90-x-98-120

努力値:156-236-0-0-0-116

 

 努力値振り、技構成および持ち物に関してはこちらを参考にさせていただいた(チェリムを真剣に考えるのが面倒だったとか言ってはいけない)。

 構築を歪にしている張本人であるが、タイトルの構築名たらしめるのに必須であるためパーティから抜くことはできなかった。晴れていたら可愛いのでまあいいだろう。

 

グラードン@突撃チョッキ

f:id:hayate-4580-taka:20220901042216g:image

性格:腕白

特性:日照り

技:断崖の剣 炎のパンチ ストーンエッジ シャドークロー

実数値:207-170-210-x-110-112

努力値:252-0-244-0-0-12

S:ダイジェット1回で最速100族抜き

 晴れ要因兼高耐久アタッカーとして採用。相手のザシアンの攻撃をできるだけ耐えたいためHBとし、薄くなった特殊耐久は突撃チョッキでカバーしている(チェリムではカバーしきれないため)。

 技構成はタイプ一致技の断崖の剣、リザードンへの打点としてのストーンエッジ、威嚇や鬼火を喰らっても相手の黒バドレックスに対する打点が確保できるようにシャドークロー、相手のザシアンに対する命中安定打点としての炎のパンチとした。

 ヒートスタンプはザシアン以外のポケモンに打ったときに不意のダイマックスで躱されることを嫌って不採用に。

 

ボルトロス@防塵ゴーグル

f:id:hayate-4580-taka:20220901042034g:image

性格:陽気

特性:負けん気

技:ワイルドボルト 空を飛ぶ 瓦割り 守る

実数値:155-167-90-x-100-179

努力値:4-252-0-0-0-252

 物理アタッカーが多く威嚇に弱いため、その威嚇を牽制するために採用した。

 技構成はダイサンダーおよびダイジェットの媒体となるワイルドボルトと空を飛ぶ。ダイナックルの媒体となり相手のオーロンゲの壁展開にも牽制ができる瓦割り、守る。

 なお、ダイマックスしない場合あるいはダイマックス終了後の打点が大きく変わるため雷パンチよりワイルドボルトのほうが望ましいように思う。

 

 

ザシアン@朽ちた剣

性格:意地っ張り

特性:不撓の剣

技:巨獣斬 聖なる剣 電光石火 守る

実数値:195-236-135-x-135-180

努力値:220-192-0-0-0-92

S:最速111族抜き

 前回記事からの流用。聖なる剣は鉄壁ドータクンを突破する唯一と言って過言ではない手段として必須。

 ザシアンミラーでは多くの場合、素早さで下を取るのでもう少しSを伸ばしたほうが良いだろう。

 

オーロンゲ@光の粘土

性格:慎重

特性:悪戯心

技:不意打ち 猫騙し リフレクター 光の壁

実数値:202-140-99-x-125-80

努力値:252-0-108-0-148-0

HD:C特化カイオーガの雨下ダブルダメージ潮吹きを確定耐え

 ガオガエンで威嚇・捨て台詞を回すよりは、両壁を貼りつつ後述のトリトドンで詰めるほうが強いと考えたため採用。

 技構成は、上述した両壁に加え、重めのザシアンを確実に止めることができる猫騙し、黒バドレックスに対する打点兼撃ち漏らしを刈り取るための不意打ちとした。

 持ち物は、両壁のターンを少しでも持続させたいことから光の粘土としている。

 なお、相手の黒バドレックスが突破困難と判断した場合は迷いなくダイマックスしてダイアークを撃つ。

 

トリトドン@食べ残し

性格:図太い

特性:呼び水

技:大地の力 冷凍ビーム 欠伸 守る

実数値:218-x-132-112-103-59

努力値:252-0-252-0-4-0

 本構築を歪さを解消してくれる素晴らしいポケモン。 

 基本的にトリトドンが勝てない相手のポケモンを倒してからトリトドンで詰めることを目指して運用する。

 技構成は、詰めや振り対面を流すのに有用な欠伸と守る、相手のザシアンへの打点となる大地の力、相手のゴリランダーやイベルタルに撃ち、相手のヌケニンで詰む可能性をダイアイスによって少しでも減らすことのできる冷凍ビームとした。

 持ち物は相手のカイオーガと1on1になった場合にHP管理ができる食べ残しとした。

 

【選出】

・基本選出

先発ザシアン+オーロンゲ

後発グラードン+トリトドン

 ザシアンでトリトドンに打点のある相手を倒して、トリトドンで詰めることを意識する。

 トリトドンが相手のゴリランダーと対面したそのターンには、守るべきだという確信がない限りトリトドンを動かせばよい。なぜなら、なぜかトリトドンに草技が飛んでこないからである。

 

・対Rinya Sun

先発ボルトロス+グラードン

後発ザシアン+トリトドン

 相手がリザードンを先発としてきた場合、キョダイゴクエンを撃たれることは避けたいため、リザードン方向にダイジェット+ストーンエッジを集中。通らなかったとしても、キョダイゴクエンをされるよりはマシだろう。

 

 

・対オーガザシアン

先発ザシアン+オーロンゲ

後発ボルトロス+トリトドン

 グラードンを選出して不毛な天候合戦を行うよりも、トリトドンの欠伸で相手の行動を制限しながら、最後にボルトロスで詰める動きが理想。

 

・対黒バドイエッサン

先発グラードン+オーロンゲ

後発チェリム+@1

 唯一チェリムを選出するパターン。基本的に黒バドレックスの処理はオーロンゲに任せているが、相手の初手が黒バドイエッサンであった場合、サイコフィールド下ではオーロンゲからグラードンバドレックスへの打点がないため、グラードンで黒バドレックスを倒す必要がある。1ターン目に光の壁+断崖の剣で削りを入れた後に、オーロンゲをチェリムに引いて再度断崖の剣を打つことで、イエッサンがこの指輪止まれ→手助けという動きをしてきたとしても対応が可能となる。

 

【雑感】

 パーティ名ありきで組んだため構築としての完成度としてはいまひとつ。というよりも、やっていることは、オーソドックスな晴れパーティと大差がない。もっと考えを詰めるべきだったとは思うが、まあなかなか楽しめたのでこのくらいでもよいだろう。

 

【S32ダブル使用構築 最終152位】季節のザシオーガ〜ボルトランドを添えて〜

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【構築経緯】

 チョッキカイオーガが強そう。あと、ボルトランドが使いたい。では、混ぜましょう。

 

【個別解説】

カイオーガ@突撃チョッキ

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性格:控えめ

特性:雨降し

技:潮吹き 根源の波動 雷 凍える風

実数値:207-x-121-211-160-110

努力値:252-0-84-172-0-0

C:雨下ダイストリームでH252振りザシアンを確定一発

 耐久力があり、かつ、火力充分という申し分のない性能を誇る本構築のエース。

 Sは無振りであるが、Sに少しでも振っている相手のカイオーガのダイサンダーを先に受けることで、こちらのカイオーガのみがエレキフィールド下のダイサンダーを使える点が非常に便利であった。

 技構成として、ダイストリームの媒体兼命中安定高火力技としての潮吹き、素早さが高くないため上からダメージを喰らっても高火力が出せるように根源の波動、相手のカイオーガに勝てるポケモンがいないので、ミラー意識の雷。凍える風については、カイオーガがS無振りであることから素早さ関係を逆転させるためにそこそこ使用機会があった。ただし、冷凍ビームでない分トリトドンが重くなるため要検討といったところか。

 突撃チョッキのおかげで特殊耐久が極めて高いため、少々雑に動かしても問題はなかった。

 

ザシアン@朽ちた剣 

性格:意地っ張り

特性:不撓の剣

技:巨獣斬 聖なる剣 電光石火 守る

実数値:195-236-135-x-135-180

努力値:220-192-0-0-0-92

S:最速111族抜き

 雨+鋼フェアリーは弱いはずがないので採用。

 技構成は言わずもがなの巨獣斬、カイオーガからの有効打がない相手のディアルガなどに対する打点としての聖なる剣、パーティ全体としてS操作に乏しいため先制技として電光石火、守るとした。

 じゃれつくがないので相手のパルキアの処理が面倒であることが難点であったが、他に切る技がないため泣く泣く不採用に。

 

ボルトロス@防塵ゴーグル 

f:id:hayate-4580-taka:20220901042058g:image

性格:陽気

特性:負けん気

技:ワイルドボルト 空を飛ぶ 草結び 守る

実数値:155-167-90-130-100-179

努力値:4-252-0-0-0-252

 ボルトランドで並べてダイジェット+地震をするのが強そうなので採用した。

 技構成はダイサンダー及びダイジェットの媒体となるワイルドボルトと空を飛ぶ、トリトドン対策に草結び、集中攻撃を避けるための守る。

 草結びは、特にカイオーガが冷凍ビームを持たないため、ボルトロスダイマックスが切れた後、相手のトリトドンに対する打点が確保できる点が大きい。

 持ち物について、パーティ全体としてモロバレルが重いため、怒りの粉やキノコの胞子に阻害されないように、防塵ゴーグルを採用。

 

ランドロス@気合いの襷

性格:陽気

特性:威嚇

技:地震 岩雪崩 蜻蛉返り 守る

実数値:165-197-110-x-100-157

努力値:4-252-0-0-0-252

 上述の通り、ボルトランドで並べてダイジェット+地震をするのが強そうなので採用した。

 技構成はタイプ一致高火力であり相手のザシアンの弱点をつける地震リザードン等に弱点をつけ怯みの追加効果も強い岩雪崩、威嚇を回すための蜻蛉返りおよび守るとした。

 空を飛ぶについては、ダイマックス権がカイオーガボルトロスでほぼ消費されるので不採用とした。

 ボルトランドで並べるならランドロスの持ち物は火力強化系か白いハーブの方がいいようにも思うが、威嚇を入れていないとランドロスが相手のザシアンの巨獣斬で吹き飛ばされるのがキツすぎたので無理矢理にでも動かせるように気合の襷とした。ならHBの方が良かったのではないかという気もするが。

 

ガオガエン@オボンの実

 

性格:慎重

特性:威嚇

技:フレアドライブ バークアウト 猫騙し 捨て台詞

実数値:202-135-111-90-156-80

努力値:252-0-4-0-252-0 

 ここまでで、相手の白バドレックスがまだ重いため採用した。

 技構成はトリルターンを稼ぐための猫騙しと捨て台詞、タイプ一致高火力技のフレアドライブガオガエンを引きたくない場合に打つ捨て台詞の代替技としてバークアウトとした。

 しかし、自分のカイオーガが天候を雨にするため、フレアドライブの火力が下がることから、相手の白バドレックスへの打点として地獄突きなどを採用した方が良かったように思う。

 持ち物は、発動機会が多く、確定数をずらすことのできるオボンの実。

 なお、HBガオガエンのダメージ感覚が一切ないのでHDで使用している。相手のザシアンには少々弱くなるが、特殊ダイアースなどを耐えることができたりするためHDはHDでまあまあ強い。

 

ポリゴン2@進化の輝石

性格:慎重

特性:トレース

技:イカサマ 怪電波 自己再生 トリックルーム

実数値:192-100-122-x-149-70

努力値:252-0-92-0-164-0

HD:C特化カイオーガの雨下命の珠ダイストリームを14/16の乱数で耐え

S:個体値10

 ここまでで、ガオガエンに地獄突きがなく黒バドレックスがやや重いためゴースト技の一貫を切るために採用。

 技構成は、相手の黒バドレックスへの打点となり、かつ、相手のソルガレオや白バドレックスなどの弱点保険アタッカーに大ダメージを見込めるイカサマ、相手のディアルガパルキアの火力を削ぐ怪電波、場持ちをよくするための自己再生、カイオーガがS無振りであるためにトリックルームを採用した。

 Sをやや下げたのは、相手のガオガエンの捨て台詞の引き先にイカサマや怪電波が刺さるようにするためである。

 ザシアンにじゃれつくがないため相手のパルキアにはポリゴン2で怪電波を入れられるかが重要となる。

 

【選出】

・基本選出

先発ザシアン+ポリゴン2

後発カイオーガ+ランドロスorガオガエン

 

【雑感】

 ダイマックスカイオーガのパワーが異常に高く、ダイマックス前提で採用していたボルトロスの選出機会が低かったため、あんまりボルトランドの選出はしなかったなあという印象。

 ままある改善点をどうにかすればもう少し勝てただろうか。