【構築経緯】
サザンドラやヤミカラス、マスカーニャなどの悪タイプが減ったことでエスパー技の通りが良くなった。そのため、エスパータイプの範囲技であるワイドフォースが使えるイエッサングレンアルマから構築をスタート。
【個別解説】
グレンアルマ@弱点保険
テラスタイプ:草
性格:控えめ
特性:貰い火
技:熱風 ワイドフォース エナジーボール 守る
実数値:191-x-120-194-102-95
努力値:244-0-0-252-12-0
本構築のエースアタッカー。サイコフィールド下でのワイドフォースを複数回撃てれば、それだけで勝ちに大きく近づく程のパワーを持っているポケモン。
技構成として、ワイドフォースは確定。炎技としては、熱風を採用した。イエッサンで攻撃を吸えない相手の全体技に対して、耐久が下がっていると、致命傷になりかねない。また、全体技であるため、この指止まれなどの干渉を受けない。そのため、耐久の下がるアーマーキャノンは不採用とした。ワイドフォースと熱風だとワイドガードを使うポケモン、とりわけキョジオーンに弱い。そのため、キョジオーンへの打点としてエナジーボールを採用した。
持ち物は、ウインディ等のバークアウトでパワーダウンされることを嫌い弱点保険とした。しかし、テラスタル後のバークアウトには無力であるため、隠密マントでも良いかもしれない
草テラスはイダイナキバに対するカウンターとして優秀であり、エナジーボールがタイプ一致技となるため、テラスタルを切らないヘイラッシャにも打点を確保できる反面、グレンアルマミラーでは極めて不利になるため一長一短であると思う。
イエッサン@サイコシード
テラスタイプ:ノーマル
性格:図太い
特性:サイコメイカー
技:サイコキネシス リフレクター この指止まれ 守る
実数値:177-x-128-115-126-105
努力値:252-0-252-0-4-0
サイコフィールドを張るために採用。
技構成として、グレンアルマへの攻撃を吸うためのこの指止まれは確定。守るも生存ターンの管理のためにほしい。攻撃技について、相手のテツノカイナへの打点を確保したいため、マジカルシャインではなくサイコキネシスとした。リフレクターの枠はトリックルームに変えたかったがトリルイエッサンを持っていなかったために諦めた。しかし、リフレクターもカイリューなどに対する立ち回りが楽になるため弱いわけではない。
テツノカイナ@突撃チョッキ
テラスタイプ:草
性格:意地っ張り
特性:クォークチャージ
実数値:239-211-131-x-108-71
努力値:76-252-20-0-156-4
ワイドフォースの通らない悪タイプ相手に格闘枠をぶち当てるポケモンとして、また、バンギルガンが重かったために岩雪崩を半減できるポケモンとして採用。
耐久を落とすと立ち回りが窮屈になるおそれがあるため、インファイトとワイルドボルトは採用せずに、ドレインパンチと雷パンチを採用。パーティ全体としてハバタクカミの処理を迅速にしたいためヘビーボンバーを搭載した。また、諸々便利な技として猫騙しも採用した。
テラスタイプは草であり、モロバレルのキノコの胞子を防いだり、抜群で通る地面技を半減できたりする点で優秀である。
テツノツツミ@気合いの襷
テラスタイプ:氷
性格:臆病
特性:クォークチャージ
実数値:131-x-135-176-80-206
努力値:0-0-4-252-0-252
グレンアルマでは寿司に勝てないため、寿司のメインウェポンであるウェーブタックルを半減でき、かつ、フリーズドライで寿司への打点を確保できるポケモンとして採用した。また、重めなイダイナキバに対しても有利を取ることができる。
上記より、技構成としてフリーズドライは確定。凍える風は、ブーストエナジー型のテツノツツミに一回入れると素早さ関係が逆転するため必須。守るも必要な場面が多かった。ハイドロポンプについては、微妙に火力が足りないシーンが多く、また、相手のグレンアルマの処理ルートが多い方が良いと感じたため採用した。アンコールは使いたい場面があまりなかった。
持ち物は、行動回数を確保するための気合いの襷。相手のテツノカイナやコノヨザルの隣を安心して攻撃できる点が強かった。
ヘイラッシャ@食べ残し
テラスタイプ:ドラゴン
性格:意地っ張り
特性:天然
技:ウェーブタックル 一丁上がり 身代わり 守る
実数値:235-167-135-x-85-78
努力値:76-252-0-0-0-180
イエッサングレンアルマの選出が厳しい場合に取れる別プランとして、また、イエッサングレンアルマと同時に選出できるパワーのあるプランとして寿司を採用した。単体でもそこそのパワーがあるため、身代わりをしつつ、ウェーブタックルをするだけでも仕事ができる。
なお、前回記事からの流用であるため、ドラゴンテラスであるが、おそらくテラスタイプは鋼にした方が強い。ドラゴンテラスでは、フェアリー技やフリーズドライに対して切り返しが効かない。一応、ドラゴンテラスの利点としては、相手のテツノカイナの電気技を半減でき、格闘技で弱点を突かれないという点がある。
黄シャリタツ@拘りスカーフ
テラスタイプ:水
性格:臆病
特性:司令塔
技:濁流 ハイドロポンプ 流星群 凍える風
実数値:143-x-80-172-116-147
努力値:0-0-0-252-4-252
ヘイラッシャと共に前回記事からの流用。本ルールではブーストエナジーで非常に速くなるポケモンが多いため、拘りスカーフがあまり活きなかった。
【選出】
・基本選出
先発グレンアルマ+イエッサン
後発テツノカイナ+@1
・対バンギルガン
先発テツノカイナ+ヘイラッシャ
後発@2
【雑感】
今更ながらの記事の公開であり、相変わらず最終2桁には届かなかったが、あまり考察等に回す時間がなかったため、妥当な順位だろう。時間を確保するために、誰か特許権の間接侵害について教えてください。